映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』
ジェジュンが明かす、ドキュメンタリー映画撮影の裏側 故郷への訪問や楽曲制作の模様も
HYDEさんに曲をいただいたときと同じくらいのプレッシャー
――作中では、アーティストであるジェジュンさんの姿も見せてくれています。冒頭に、「映画『私の頭の中の消しゴム』が大好き」というお話もありましたが、この作品の中で『私の頭の中の消しゴム』の挿入歌「Rain,Tomorrow」をカバーされていますね。
ジェジュン:はい。「Rain,Tomorrow」は、韓国の国民的バンド「プファル(復活)」の曲。レコーディングをするときに、プファルのリーダー、キム・テウォンさんがスタジオに来てくださったんです。カバーをするというだけでも、僕の人生の中の大事件だったのに!
僕的には、HYDEさんに曲をいただいたときと同じくらいのプレッシャーでした。それくらい大きな存在の方なので、すごく緊張しました。
――曲作りのシーンも興味深かったです。メロディを先に作って、後から歌詞を書き上げるんですね。映画の主題歌「We’re」も同じように作られたのでしょうか?
ジェジュン:そうです。作中では監督から「普段曲はどうやって作ってるの?」という質問があって、それに答えて曲作りのシーンを入れたのですが、「We’re」はその時にキーボードで弾いていたコードを使って作った曲です。
後から「サウンドトラックアルバムを出しましょう」という話になって、映画の撮影の時に僕が抱いていた様々な感情を思い出しながら、歌詞を書きました。
「寂しい時や悲しい時はたくさんあるけれど、周りの友だちや、応援してくれるファンの皆さん、そして家族……、大切な存在がいるから僕は寂しくないんだ」という気持ちを込めた曲。この映画を撮影して、改めて感じたことです。
――最後に、日本のファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
ジェジュン:皆さん、会いたいですね、本当に。直接会うことはまだ難しいですが、この映画を通じて、たくさんの方にお会いできるのは嬉しいです。ドキュメンタリー映画なので、僕のことを知らない方々が見てどういう感情を抱くのか少し不安ですが、僕は皆さんの前で裸になっている気持ち(笑)。自分で見るのは恥ずかしいけれど、素晴らしい映像に仕上がっていると思いますので、見ていただけると嬉しいです。
■公開情報
『ジェジュン:オン・ザ・ロード(原題:「ON THE ROAD an artist’s journey」)』
【公開日】
2021年7月2日(金)
【コピーライト】
©STORY WORKS
【尺】
113分(予定)
【鑑賞料金】
特別鑑賞料金 2,500円均一
【キャスト】
ジェジュン
【スタッフ】
監督:イ・ジェハン(『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』)
音楽:パク・ソンイル(『梨泰院クラス』)
【製作】
韓国
【制作年】
2021年
【本編スペック】
2021/韓国/カラー/シネスコ/2ch/113分
【配給】
ローソンエンタテインメント
【ストーリー】
日韓で活躍するアーティスト、ジェジュン。これまでの彼の人生を巡りながら、
その真髄に迫る感動的なドキュメンタリー映画。ステージで見せるアーティストの姿ではなく、まっさらな一人の青年としての悩みや価値観、夢、そして音楽活動における思いなど飾らずに語る姿をイ・ジェハン監督が密着して映し出した。
映画公式サイト:http://lwp.jp/jor/
ジェジュン公式HP: https://jaefans.com/
映画公式Twitter:@jj_otr_JP