乃木坂46、2年ぶり『真夏の全国ツアー2021』にファン歓喜 遠藤さくら座長、東京ドームへのリベンジなど注目ポイントを解説
乃木坂46が全国5カ所10公演となる『真夏の全国ツアー2021』を開催する。
『真夏の全国ツアー』は愛知、福岡、大阪の各ドームと明治神宮野球場を巡った2019年以来、2年ぶり。今年は大阪、宮城、愛知、福岡のアリーナ会場とツアーファイナルの東京ドームを回っていく。今の乃木坂46の勢いにおいてアリーナ規模のツアーというのは、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした入場制限/上限の問題が考えられるが、初の東京ドーム公演を行った2017年のツアーもまたアリーナ規模だったことも思い出される。特に、宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナは、乃木坂46にとって初のライブ開催地。宮城での公演は隣接するスタジアム会場・ひとめぼれスタジアム宮城での2018年以来であり、宮城出身の久保史緒里にとっては念願の凱旋公演となる。
今回の『真夏の全国ツアー』におけるポイントは、最新シングル『ごめんねFingers crossed』でセンターの遠藤さくらが座長を務めることである。『真夏の全国ツアー』は夏シングルでセンターを務めるメンバーが代々グループの先頭を切るのが慣例にあり、『太陽ノック』での生駒里奈や『裸足でSummer』の齋藤飛鳥が「神宮ー!」と叫ぶ姿は多くのファンの心に刻まれている。2019年のツアーで座長を務めたのは『Sing Out!』でセンターの齋藤。その堂々たる姿はかつて大粒の涙を流していた2016年から大きく成長を遂げたものだった。
現在、乃木坂46は『ごめんねFingers crossed』のプロモーション期間として、多くの音楽番組への出演やインタビュー記事が公開されている。リアルサウンドでのインタビュー(関連:乃木坂46 星野みなみ×新内眞衣×梅澤美波インタビュー 各期生が語る、次世代メンバーへの信頼と10年目迎えたグループの今)を始めに、6月11日放送の『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系)など多くの場面で話されているのが、撮影現場でも度々涙を零す内気な遠藤にとって齋藤が心の支えになっているということ。遠藤も『真夏の全国ツアー』を経て、また一つ頼れる存在へと成長していくことだろう。きっと、隣には齋藤がいつも笑ってくれているはず。