畠中祐、江口拓也、岡崎体育×木村昴……男性声優たちが音楽で見せる独自のアプローチ
5月26日には、岡崎体育×木村昴による楽曲「モーニンググローリー」が収録された岡崎体育の『OT WORKS Ⅱ』がリリース。木村と岡崎は、2020年10月から『おはスタ』(テレビ東京系)で共演してきたが、同楽曲は『おはスタ』内での企画をとおして“おはスタテーマソング”として制作された。
幼稚園児や小学生がメイン視聴者となるであろう『おはスタ』には、いつも明るくてエネルギッシュに溢れた雰囲気やイメージ、何より笑顔をふりまく木村と岡崎にピッタリの曲だ。
そんな2人の空気感によって「モーニンググローリー」は生まれている。「Basin Techno」ことハード&トランシーなテクノサウンドを持ち味にした岡崎サウンドに、カチっと堅い韻をラップしていく木村のラップスキルが合わさり、煌びやかでパワフルな楽曲に仕上がった。
特に2番に入ってからの〈ワックな気分〉〈Rap time〉〈サプライズ〉〈明日は自由〉〈Gutsが要る〉〈Niceな 自分〉と「auaiu」の母音が連なる部分が、『おはスタ』伝統の挨拶「おっはー!!」へと繋がっていく流れは、木村のリリックセンスが垣間見える部分ではないかと思う。
※1:https://www.tvguide.or.jp/column/column-813056/
※2:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1618539020
■草野虹
福島、いわき、ロックの育ち。『Belong Media』『MEETIA』や音楽ブログなど、様々な音楽サイトに書き手/投稿者として参加、現在はインディーミュージックサイトのindiegrabにインタビュアーとして参画中。
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