『LOVELY☆BEST -Complete lovely² Songs-』インタビュー
lovely²、4人の歩みがすべて詰まったベストアルバム Girls²との共演や映画撮影の思い出も語る
4人組ガールズグループ lovely²が6月2日、ベストアルバム『LOVELY☆BEST -Complete lovely² Songs-』をリリースした。昨年7月から放送中のドラマ『ポリス×戦士ラブパトリーナ!(以下、ラブパト)』で人気を博し、最近はYouTubeで「ラブパトチューブ」を定期的に更新するなど活躍の場を広げてきた。そして、いよいよドラマも佳境に入ったタイミングで発表となる本ベスト盤。これまでリリースしてきた3枚のシングル曲はもちろん、初回盤DVD特典には全ミュージックビデオやMVメイキング、全ダンスビデオ、さらに『ラブパト』の変身ダンスも収録されるなど、豪華な内容に仕上がっている。今回は4人へインタビューを通して、ベストアルバムのことはもちろん、『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ!~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~』のことから、今後控える生配信ライブ『lovely² SPECIAL LIVE 2021』についても聞いた。(小池直也)
集大成の1枚、それぞれの思い出の曲は?
ーーまずはベストアルバム『LOVELY☆BEST -Complete lovely² Songs-』がリリースされる、今の気持ちをお願いします。渡辺未優(以下、渡辺):lovely²の集大成なので、私たちにとって思い出の詰まった作品になっています。
山下結衣(以下、山下):そうですね。私たちの全てが詰まったベストアルバムになりました。楽曲もそれぞれ曲調が違うので、いろいろな雰囲気が楽しめる内容に仕上がっています。
杉浦優来(以下、杉浦):ドラマ『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』の映像やメンバーのスペシャルトークも収録されているので、私たちのいろいろな面を見ていただけるはずです。
渡辺:4人でのスペシャルトークはラジオみたいな感じでおしゃべりしています。30分くらい話しましたね。メンバーそれぞれへのメッセージも入っているので、チェックしてほしいです。あと初回盤に入っているDVDには、MVやドラマのエンディングや変身の映像なども盛りだくさんです。
山口莉愛(以下、山口):過去の曲を今聴くと、歌声が違うので聴き比べるのも面白いかもしれません。1年で体も成長してるし、それに伴って声も変わっているので、昔の声を聴くと「幼いな」と感じるんですよ。レッスンも受けているので、そういう成長も聴いてほしいですね。
ーー過去の曲を並べてみて、特に印象に残っている曲などはありますか?
渡辺:「〇×△ 〜まる・ばつ・さんかく〜」です。デビュー曲でもあって、初めてなことがたくさんあったので懐かしいです。今聴いても緊張していたのが伝わってきますね。
山口:私もCRAZY四角形さんが客演参加してくれた「〇×△□ ~まる・ばつ・さんかく・しかく~ feat. CRAZY 四角形」は印象に残っていますし、MV撮影も楽しかったです。
山下:私は「LOVE²」に思い入れがあります。元気な曲調ですし、MV撮影のリップシーンも頑張って撮りました。ひとつ前のシングルですけど、かなり前の出来事に感じます(笑)。
杉浦:「とぅわりんりんたんたん」は、自分が加入して4人体制になった時のシングルだったので個人的に印象に残っています。あとMV撮影も初めてだったので緊張しましたが、今では思い出ですね。今でも撮影は最初、緊張しますが慣れれば大丈夫になりました。
濃密だった1年間、日常生活でのリフレッシュ方法
ーー過去の曲だけではなく、現在の『ラブパト』のエンディングテーマでもある新曲「夢みたい伝えたい」も収録されていますね。
山下:今までの雰囲気とまた違う楽曲になっています。友情を歌う歌詞も良いので聴いても歌っても楽しめるんですよね。レコーディングも楽しかったですし、友達を思い浮かべながら歌いました。他の曲に比べてキーも高くないので歌いやすかったです。
渡辺:確かに歌詞の意味を意識して聴いてほしい。特にBメロが気に入っています。
杉浦:私もBメロの〈一緒に過ごした日々を忘れない〉の盛り上がるところは丁寧に歌いました。仲の良い友達と聴くと、仲が深まる曲と思いますよ。
ーーやはり、この1年間はドラマの撮影やイベントで濃い時間だったのではないですか?
山下:そうですね、私は1年を長く感じました。「去年は何してたかな」と考えると「まだ1年前か」と思うことが多いですよ。たぶん充実してるから長く感じるのかもしれません。
渡辺:いろいろなことにチャレンジできたので、私は短く感じましたね。1番はレコーディングとMV撮影。テレビでしか観られなかった世界に飛び込めたことは、良い経験だったと感じています。
杉浦:ドラマ撮影が経験できたことは私にとって大事なことでした。『ラブパト』をやってきたからこそ、ファンの方も応援してくださった部分があったと思うので。
ーーそういえばドラマでは皆さんがラブを吸い取られて「ラブゼロリーナ」になってしまう場面が印象的だったのですが、日常でラブがゼロになってしまう瞬間はありますか?
山下:疲れて家に帰った時はもう何もしたくないですね(笑)。
渡辺:帰ってきてベッドに倒れ込む時がありますね。その時はたぶん感情がないと思います(笑)。犬と遊んだり散歩すると回復します。
山口:家に帰って来て、ご飯を食べる時まではラブがあるんですよ。それからベッドでゆっくりして眠たくなって、お風呂に入る時が一番ラブがなくなる気がします。でもお風呂に頑張って入ってしまえば、またラブが戻ってきます。「もう寝れる」みたいな(笑)。
杉浦:ちょうど今日、朝起きた時に目覚ましをかけるのを忘れて、いつもの電車の時間に起きてしまったんです。その時はラブがなくなりました(笑)。でも学校には間に合ったので、友達と話していたら回復しましたね。あとはオンラインゲームやアニメを見たりしてリフレッシュすることもあります。この前は未優と1時間半くらい電話しながら『荒野行動』をやったり(笑)。