そして、愛されているだけでなく、尊敬もされている。河野純喜はJJのソロインタビューで豆原について「彼はあまり多くを語らない性格で『自分は頑張っている』とか絶対に言わないし、その素振りも見せないけれど、いざ本番になると確実に成果や結果を残せる人。本当にプロだと思うし、そのうえ人柄まで良い。最年少メンバーで年下だけど、本当に心から尊敬しています」と語っていた（※1）。

　以前、筆者が取材した際に「時間バタバタであまりインタビューできなくてすみません」と、声をかけてくれたのも豆原だった。その日の取材は媒体の数が多くインタビュー時間も限られていたため、スタッフ全員が余裕なく動いていたのだが、その一言でとても救われた。

　2年前、「スーパーにもヒーローにもなれる」と言われた彼は、本当にJAMにとってのスーパーヒーローとなった。まだ19歳。今後もっともっと成長していくであろう豆原に期待しかない。JO1最強の末っ子・豆原一成をこれからも応援していこう。

（※1）https://jj-jj.net/weekly-jjnet/no029-01/

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter（@mariri_901820）