Snow Man 目黒蓮、なぜCMに引っ張りだこ? 抜群の好感度に繋がる様々な要素

 こうしたビジュアルに関すること以外に彼の人物像も好感度につながっており、CMやPRに向いていると考えられる。例えば、実直さ。『RIDE ON TIME』内でもメンバーの向井康二をストレートに褒め、「いいところはいいって、近すぎると言えなくなったりするじゃないですか。でもやっぱり言いたいですよ。言った方が絶対いい関係でいられるし」と語っていた。その真っ直ぐさは仕事に対しても通じており、『教場Ⅱ』(フジテレビ系)で木村拓哉と共演をしたことについても「共演できるって一生に1回あるかないかぐらいだと僕は思っていて。カメラ回っている時も回ってない時も、とにかくずっと見てようと思って。緊張感の中で、自分はどこまでできるのかなっていうチャレンジをずっとしていた」と語っていた。さらに、「現場入ったらずっと警察学校の生徒でいようと思って」と、カットがかかった後も背筋を伸ばしたままの理由を明かしていた。偽りのない真っ直ぐさと、学びに対する貪欲さを隠さない素直さは、非常に好感が持てる姿だ。

 そんな目黒だからこそ、考え方も潔い。2021年5月20日放送のラジオ番組『Snow Manの素のまんま』(文化放送)では、自分が違うと思うことはやらないという持論を展開。「『キュン台詞下さい』ってこととかって、俺らよくあるじゃん。でもそこで、『愛してるよ』とか『愛してます』とか言いたくないの、絶対に。軽々しくその言葉を言いたくない」と語っていた。「好かれるためにはこうしたほうがいい」ではなく、あくまでも自分の信念ファースト。その飾らなさも、好感度につながっているのかもしれない。

 こうして多くの人に愛されている目黒。きっとこの先、彼がさらに活躍の場を広げていくのは間違いないだろう。

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