BiSH ハシヤスメ・アツコ、グループきってのコメディエンヌとして放つ存在感 メンバー分析第4回

  誰が見ても、ひと目で印象に残るトレードマークのメガネ。しかし、6人組の“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのハシヤスメ・アツコを、その一言だけで片付けるのはもったいない。彼女のグループ内の立ち位置は、いうなれば“飛び道具”のようなポジション。メンバーきってのコメディエンヌである、彼女の魅力に迫る。

ハシヤスメ・アツコ (BiSH) / ア・ラ・モード [OFFiCiAL ViDEO]

BiSHのオーディションを“2回”も受けた

ハシヤスメ・アツコ『ア・ラ・モード』
ハシヤスメ・アツコ『ア・ラ・モード』

 じつは、アツコは2度もBiSHのオーディションに挑戦している。グループへ入る前から、100個以上のオーディションを受けてきたと公言している彼女。その来歴をたどったインタビューが掲載されている『日経エンタテインメント!』(2018年12月号)を見ると、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」や「国民的美少女コンテスト」など、誰もが知るようなオーディションに挑戦し続けていたことが分かる。

 BiSHのオーディションも、そのうちの一つだった。現在も活動しているアイナ・ジ・エンドやセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニーが合格した初期メンバーオーディションに「自分のやりたいことができる場所かもしれない」と希望を託して応募。しかし、履歴書を送ったものの、いっこうに音沙汰がないまま。気が付けばBiSHの2期生オーディションが開催されていた。

 次のオーディションが知らぬ間に行われていたことで、自分の落選に気が付いたというのは、何ともアツコらしいエピソードでもある。その後、リンリンと共にBiSHの2期生として合格したのは言うまでもないが、2015年8月に発表された新メンバーとしてのティザー画像(※)を見ても、その時点から彼女が“メガネ”をトレードマークにしていたのが分かる。

 しかし、なぜ“メガネ担当”となったのか。その経緯は分からなかったが、彼女のメガネは“生まれたときから生えていた”とのこと。そして、“メガネを外すとBiSHをクビになる”という宿命を背負っているのは、事実だ。

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