JO1、MV以外で魅せるユーモア溢れた自由な姿 「Born To Be Wild」パフォーマンス動画に着目
JO1の3rdシングル『CHALLENGER』が、いよいよ4月28日に発売。タイトル曲「Born To Be Wild」のMVはすでに約380万回再生を記録。さらに先日、パフォーマンス動画が新たに公開され、大きな話題を呼んでいる。今回は、2パターンの「Born To Be Wild」のパフォーマンス動画、それぞれの魅力について執筆したい。
公式YouTubeにアップされた「'Born To Be Wild' PERFORMANCE VIDEO (COSTUME Ver.)」では、メンバー全員がビシッとした警官服姿で登場。キメキメでかっこよくパフォーマンスをするのかと思いきや、大平祥生が笛を吹き始め可愛らしく敬礼をした瞬間に察した。「あ、いつものやつだ」と。“いつもの”とは、「無限大(INFINITY)」のコスプレVer.(『無限大(INFINITY)』Practice Video Costume Ver. )や、「So What」のハロウィーンVer.のことを指す。メンバーがしっかりダンスをしながらも、自由にわちゃわちゃパフォーマンスをする例の動画だ。メンバーの個性が出ていて、見ているこちらまで楽しい気分になれるので、MVとはまた違った魅力が味わえて筆者はとても好きだ。
しかし今回のコスチュームはなんといっても警官服。全員のスタイルの良さが際立っており、少々おふざけしていても、とにかくかっこいい。豆原一成がサングラスを少しズラし目線をこちらに向け、指で銃を打つ仕草をしたり、金城碧海がカメラ目線で手招きをしたりと、冒頭から警官服姿ならではのかっこよさが爆発。(その間、一切吹いていないのに笛を咥えたままの大平にも注目)。鶴房汐恩はなぜか片方だけのサングラスを装着しているが、「似合ってるし、きっとこういうデザインなのかな?」とも思えてくる。與那城奨は制服のシャツのボタンを開き、サングラスをくわえて色気を見せる。YouTubeのコメント欄に「與那城奨だけ洋画」とあったが、まさにハリウッド映画に出てくるポリスマンのような雰囲気だ。川尻蓮がキレッキレで警棒を出し、センターでダンスするシーンも、似合いすぎている。そして、木全翔也。メンバーが自由に動くパフォーマンスを見るときに、「何を見せてくれるんだろう!?」と最もワクワクさせてくれるのが木全なのだが、銃から外した“何か”を真顔で捨てていた。それを後ろで見てニヤついている鶴房とセットで微笑ましい。また、〈炎のように Burn burn burn it up〉の歌詞に合わせて、川尻、金城、佐藤景瑚が他のメンバーに銃で撃たれる振り付けも。ここで佐藤が撃たれずに、パンチで反撃しているのも面白い。白岩瑠姫がカメラ目線でクールに手錠を放り投げ、川西拓実は豆原に手錠をかける。戸惑いながらも笑顔で受け入れる豆原と、満足そうにニコニコ笑いながらダンスを続ける川西。こちらもセットで微笑ましい。川尻が自分自身に手錠をかけるシーンも、いいねボタンを100回連打したくなった。最後にセンターの河野純喜がバシっと決めて、動画は終了。