『有吉の壁』発バンド 美炎-BIEN-が話題 ピンクハレルヤ、Fly or Die……ヴィジュアル系×お笑い特有の様式美
話を美炎-BIEN-に戻そう。「鼻吹雪」も一見カッコいい歌詞のようで実は鼻炎のことを歌っているという、マキタスポーツの論に則っており、見た目はいかにもなヴィジュアル系バンドの服装だが、鼻にティッシュを詰めているというヴィジュアルインパクトと、バンド名からして「鼻炎」のダジャレでギャップを生んでいる。
また、ヴィジュアル系の中でも己龍やKagrra, (人によってはGargoyleやAURA、カブキロックスもヴィジュアル系に含む)など、脈々と続いている和風要素を取り入れているのも美炎-BIEN-のポイントで、曲タイトルの「鼻吹雪」とも合致している。また、過去のバンドが「実はおっさん」「はげている」など、男性の加齢によるギャップをネタにするものが主流だったのが、「鼻が詰まっている」という状態によるギャップを選んでいるのも、新しさと呼べるのかもしれない。
そんな美炎-BIEN-の今後も活躍が期待される。
■藤谷千明
ライター。ブロガーあがりのバンギャル崩れ。執筆媒体は「ウレぴあ総研」「サイゾー」「SPA!」など。Twitter