乃木坂46 与田祐希、久保史緒里、黒見明香…… 『ノギザカスキッツ』で輝いた3・4期生のコメディエンヌ

 さらに3位は4367票で大園桃子の「あるあるおねえさん」が続き、トップ3を3期生メンバーが独占。前回1位に輝いた賀喜遥香の「やんちゃじゃないかっきー」は4位、2位だった掛橋沙耶香の「保険ポリス」が5位と4期生が押し出される形となった。そんな4期生の中でも、今期輝いていたメンバーがいる。それは「さらば賞」が贈られた黒見明香。彼女を代表するキャラが「ザ・スキッツテン」の「黒見柳徹子」である。演技になると役に入り込んでしまう黒見は「ポジティブ・ネゴシエーター レイ」で演じた「お母さんっぽい格好をした人」で感情移入しすぎてしまい、リハーサルで号泣してしまうことがあった。その熱意をモノマネへと転換したのが「黒見柳徹子」。夢に黒柳が出てくるほどに動画を見て声を研究した結果、クオリティの高い声マネが完成。#17の再登場時には、共演した「刹那少女」に飴ちゃんを配るシーンもあった。少々表情が固い印象だった初期の頃とは、見違えるほどに生き生きとした黒見がいる。

 4月18日には生配信コントライブ『ノギザカスキッツLIVE』が開催される。「保険ポリスは許さない」「まゆたんは愛されたい」「ザ・スキッツテン」の完全書き下ろし新作のお披露目や、3、4期生によるライブパフォーマンスも予定されているという。与田が「スト子」のコントに「チェリ子」として誘っていた遠藤さくらの参加、「まゆたんは愛されたい」の次の参加メンバーとして誘われた与田と清宮レイ、新たな展開を迎える「キャプテン・ユリ」のその後……とライブに向けて残された要素のほか、生配信ならではのアドリブやハプニングを含めたコメディエンヌとしての乃木坂46が見られるだろう。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる