日向坂46 佐々木久美、なぜバラエティ番組にひっぱりだこ? 視聴者魅了する2つのポイント
『みえる』以外にも単独で出演している番組は数多くあり、今年に入ってからだけでも、『潜在能力テスト』、『TEPPEN2021冬』、『世界の何だコレ!?ミステリー』(以上、フジテレビ系)、『林修の今でしょ!講座』、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(以上、テレビ朝日系)、『プレバト‼︎』(MBS・TBS系)、『王様のブランチ』、『クイズ!THE違和感』、『全国ボロいい宿』(TBS系)といった具合。中でも『プレバト‼︎』では、「俳句の才能査定ランキング」で初登場にして1位に輝く新たな才能も開花。オードリーの若林正恭がレギュラーを務める『しくじり先生』にも満を持して初出演。若林からの振りにひとエピソードをかましてから、若林へと逆に振るといった初めてにしてホームと言える回となった。
冠ラジオ『日向坂46の『ひ』』(文化放送)2月28日放送回でも、佐々木のバラエティでの活躍が話題に。影山優佳は家族と一緒に佐々木が出演している番組をほとんど見ていると言い、影山の母は自然体で楽しみながら番組に出演していると分析。それに佐々木も「反省することもあるけど、楽しいなぁって思う。人生楽しんだ方がいいと思う」と振り返る。また、お笑い好きでも知られる佐々木は、芸人のやり取りが間近で見られることも出演へのバイタリティーに繋がっているようだ。オードリーをはじめ、『しくじり先生』ではマヂカルラブリー、『全国ボロいい宿』ではバナナマン、『クイズTHE違和感』では千鳥、霜降り明星と人気芸人との共演も多い。
何事にも全力投球で取り組み楽しむ姿勢。そこにMCとしての視点も兼ね備えた佐々木は、日向坂46のバラエティ旋風に新たな気流を生み出していくはずだ。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter:https://twitter.com/AKI_W_