『あつ森』CMでも話題のThe Songbards、聴き手の胸打つ“等身大のポップネス”

The Songbards、胸を打つ等身大のポップネス

 The Songbardsはこれまで3枚のミニアルバム『Cages in the Room』(2018年1月)、『The Places』(2018年10月)、『SOLITUDE』(2020年9月)、1枚のフルアルバム『CHOOSE LIFE』(2019年11月)をリリースしてきた。作品からも愛がこぼれ落ちるように伝わってくるのだが、彼らのThe Beatles愛は本物だ。2018年夏には、リヴァプールで開催される世界最大のビートルズまつり『International Beatleweek』に、日本代表として出演したこともある。ロックバンドとしての影響、DIY精神はメンバー自作デザインによるホームページ、ポスター、フライヤー、グッズなどのセンスにも表れている。

 The Songbardsは、2017年、結成からまもなくしてインディーズの登竜門である『RO JACK』『出れんの!?サマソニ!?』『COMING KOBE』など、夏フェスオーディションを総なめにしてきた逸材だ。2019年には初の東名阪ワンマンツアーを開催。しかし、2020年にはコロナ禍の影響でワンマンツアーが延期となった。

 そして2021年、再びワンマンツアー’21『ウグイス再訪』として、3月3日の渋谷CLUB QUATTRO公演から全国5都市で万全の対策を施しながらスタートしている。まだまだ、かつてのような日常には戻れないかもしれない。しかし、The Songbardsは自他共に認めるライブバンドだ。そんなThe Songbardsから聴こえてくる音楽は“希望”に他ならない。6月2日にはミニアルバム『AUGURIES』のリリースも控えているが、まずは多くの人々の心に届き始めた「窓に射す光のように」から、チェックしてみてほしい。やわらかな春の息吹を感じられるはずだ。

The Songbards - 窓に射す光のように (Official Video)

■ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)  
Yahoo!ニュース、J-WAVE、Spotify、フジテレビなどで書いたり喋ったり選曲したり考えたり。Spotifyで公式プレイリスト『キラキラポップ:ジャパン』を毎週火曜日更新で選曲中。  
Twitter:https://twitter.com/fukuryu_76

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