清水翔太とTHE RAMPAGE RIKUによるコラボも Reol、SO-SO/SARUKANI出演『LIVE YEAH !!!』オンラインイベントレポ

 3rdアルバム『REBOOT』発売直後のTHE RAMPAGEのステージは、アルバムのリード曲「SILVER RAIN」からスタート。ステージを大きく使って得意のフォーメーションをダイナミックに展開した。そこから「FAST LANE」「FIRED UP」と勢いのある楽曲が続いた後、昨年リリースしたシングルから「FEARS」「INVISIBLE LOVE」を立て続けに披露し後半戦へ。華やかなEDMの「WAKE ME UP」から勢いのままに「Dream On」へと続き、全員がタオルを回す「Shangri-La」までほぼノンストップでパフォーマンスした。

 MCにてRIKUから「全員の力があって、このイベントが成り立っている。Reolさんとのコラボや“ランペリアル”などもあり、今日しかできない素敵な音楽イベントになっていると思います。感謝しかないです」と自身の思いが語られた。そして「WELCOME 2 PARADISE」を歌い、最後は満点の笑顔で締めくくった。

 ラストを飾ったのは清水翔太。生バンドの演奏をバックに、壮大なポップバラード「Sorry Not Sorry」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、二曲目「Feel Good」でもブルージーな歌声で極上の時間を届けた。その後に昨年リリースされたアルバム『period』から「Princess」が披露されるも、演奏を何度かやり直すハプニングが発生。しかし最後にはしっかりと心のこもった熱唱で魅せた。

 ここからステージにRIKUが登場。毎回恒例となったコラボレーションの時間が始まった。なお、RIKUにとって清水は長年愛聴してきた“憧れの人”であるため「こんなに早く夢が叶うと思わなかった……」と緊張の面持ちに。歌われたのは、代表的なバラードの一つ「花束のかわりにメロディーを」。後輩を優しくリードする清水と、憧れの歌声を目の前にして歌うRIKUの万感の表情が印象的であった。

 ラストは、ストレートな詞をエモーショナルに響かせる「Good Life」。客席の出演アーティストも立ち上がって手を振り上げて盛り上がり、会場が一体になる大団円でライブが終了した。

 出演者が再び集結したエンドトークでは、本編直前の裏側生配信で「視聴者の皆さん、スタッフも含めて全員を笑顔にする」という目標を語っていたRIKUが「会場も笑顔満点だったし、その空気が視聴者の皆さんにも伝わったと思うので、達成したんじゃないかな」と感想をまとめた。実際、コメント欄にも「知らないアーティストに出会えるからこのイベントが好き」といったものや「おすすめのアルバム教えてください」「○○がおすすめです!」という微笑ましいやり取りも見られ、改めてこのイベントの“手作り感”のある魅力が感じられた。今回のサブタイトルは“みんなで作るサイコーPARTY!!!”。まさに文字通りの、心温まる一夜であった。なお、本イベントの模様を収録した特別番組を5月にスペースシャワーTVで放送予定だ。

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