白熱のプロダンスリーグ『D.LEAGUE』レポート 各チームのユニークな色合い&真摯なダンス力で競い合ったROUND.4
ROUND.4の勝利を手にしたのは、最後にパフォーマンスしたBenefit one MONOLIZ。「ヴォーグとダンスホールスタイルのミックス」をコンセプトに、色気の溢れるパフォーマンスを披露。特定のROUNDのみ出場できるSPダンサーとして$ayakaを迎え、前々回9位、前回7位から大きくジャンプアップした。この演技について坂見は「ある程度スキルが分かる人に見てもらわないと伝わりづらいけど、構成が良かったから上手く伝わったんじゃないか」と解説。20点満点を付けたCrystal Kayは「やってることがすごいのにスムーズ。一人ひとり美しいし、みんなズシンとしていて、それが最高でずっと観ていたかった」と評した。
1位の84点(審査員69点+オーディエンス15点)に続き、2位は82点でKOSÉ 8ROCKS(66+16)、3位は80点同着でKADOKAWA DREAMS(69+11)、SEGA SAMMY LUX(65+15)、avex ROYALBRATS(60+20)が並ぶ。6位は79点でCyberAgent Legit(67+12)、7位は78点でFULLCAST RAISERZ(65+13)、8位は76点でSEPTENI RAPTURES(64+12)、9位は73点でUSEN-NEXT I'moon(60+13)となった。
そして、全グループのパフォーマンスが終了した最後には、ゲストアーティストとしてDOBERMAN INFINITYが登場。Dリーガーたちにエールを送るパフォーマンスを披露した。
チームそれぞれのカラーが発揮されたD.LEAGUE ROUND.4。ダンスはもちろん仕掛けや演出で魅せるなど、幅広い演目が見られた一方で、STEZOによる全体の講評「全員カッコよくてダンスは素晴らしい。ディレクターは大変だけど、エンタテインメントに走らずにダンスを中心に考えてほしい」は、今後の勝負の行方を占う上でひとつのキーとなりそうだ。次回、『第一生命 D.LEAGUE』ROUND.5は3月3日に開催予定となっている。