NiziU RIKU×MAYUKA、共通点の多い仲良しコンビ 互いに影響し合い、グループを明るく照らす“リクマユ”

 そしてこの2人は共通点も多く、息ぴったりな仲良しコンビ“リクマユ”としてファンから認識されている。東京合宿中の食事風景でも行動を共にしている2人の姿を度々見かけたが、前述した“SHOWCASE”でMAYUKAがキューブを獲得した際にRIKUが、また最終メンバーとしてRIKUの名前が呼ばれた際にはMAYUKAが自分のことのように号泣。決して楽ではなかったオーディションの中、同じ夢を追う仲間として励まし合いながらトレーニングに臨んでいたのだろう。MAYUKAは『NiziU 9 Nizi Stories』(Hulu)第6話(MAYUKA編)で、渡韓するまでの間にRIKUとカラオケで歌の練習をしていたことも明かしている。

 5月29日にTwitterに投稿された『Nizi Project Part2』#6の宣伝動画では、2人がまるで漫才のように息ぴったりの掛け合いを見せ、NiziUの1日を追った『We NiziU!~We need U!~』(Hulu)第1話でも一緒にカメラを回すなど、2人の仲はすでに公認。どちらも親しみやすい関西弁、なおかつさっぱりとした男勝りな一面があるので波長が合うのかもしれない。

 また、RIKUとMAYUKAは韓国合宿以降、髪色の変化がめまぐるしいという共通点がある。しかも赤・青・金髪など、挑戦しづらい色ばかりにもかかわらず、どれも似合っている上にその度に印象も大きく変わり、『Nizi Project』の時と同じようにファンを驚かせてくれるのだ。MAYUKAはしばしば“NiziUのカメレオン”と呼ばれるが、MAYUKAもRIKUも何色にも染まれる柔軟性がある。また、MAYUKAは朝が弱く、休日は寝てばかりの日もあるというが、“NiziUのエネルギッシュなリス”であるRIKUがそんな彼女にパワーを与えている印象も。そうして影響し合うことで、大きくなったエネルギーがNiziU全体を明るく照らす。音楽番組以外のメディア露出も増えてきた今、ずっと見守りたくなるようなリクマユコンビの存在はより欠かせないものとなっていくだろう。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico

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