UVERworld、怒濤のセットリストとサプライズ演出で燃え上がった武道館 Crewとの再会約束したクリスマスライブ

UVERworld、怒濤のセットリストとサプライズ演出で燃え上がった武道館 Crewとの再会約束したクリスマスライブ

 場内に入ると、サンタコスプレの女性客をあちこちで見かけ、さらに運営スタッフも同様のファッションに身を包み、クリスマスムードを演出している。今回、UVERworldは3会場で10公演を行う『UVERworld ARENA LIVE 2020』を開催。そのスケジュールにこれまで10回以上続けてきた日本武道館でのクリスマスライブも組み込まれ、それを楽しみにしていたCrew(ファンの総称)も多かったことだろう。昼の部(1日2公演)を観て来たが、片時も目が離せない怒濤のセットリストに歓喜の溜息が漏れるほど。

 開演14時にSEが流れると、克哉(Gt)、彰(Gt/Prog)、信人(Ba)、誠果(Sax/Manipulator)、真太郎(Dr)、そしてステージ花道にTAKUYA∞(Vo/Prog)が立ち、「CHANCE!」で本編開始。〈あきらめないで 追いかけ続けていたいよ〉の歌詞が耳に飛び込み、否が応にも気持ちを掻き立てられる。「最高の一日にするために、セットリスト飛ばしていきます!」と宣言すると、「SHAMROCK」「浮世CROSSING」と繫ぎ、バラード「君の好きなうた」へ。サックスがムードを最高潮に盛り上げる中、「メリークリスマス!」と曲中にTAKUYA∞は言葉を投げかける。気付いた人も多いと思うが、彼の着ていたシャツ背面にはニコちゃんマークの立体的な刺繍が施されていた。今日は360度開放のステージなので全員に笑顔を届けたい。ユーモア溢れる彼なりの気配りを、多くのCrewがキャッチしていたに違いない。早々と武道館には熱い一体感が生まれていた。

UVERworld

 ここで今年3月に全国公開される映画『ブレイブ -群青戦記-』主題歌の新曲「HOURGLASS」を披露。壮大なスケールを描きつつ、歌詞の一語一語を丁寧に届けるボーカルに聴き入った。そして「今日もステージ後ろまでびっしりいるね。(クリスマスに)武道館を選んでくれてありがとう!」と真太郎が感謝の言葉を告げると、「10年以上(クリスマスを)一緒に過ごしてて……画面も大きくなった」とステージ左右と上に設置された計3面のスクリーンを見上げるTAKUYA∞。

 再び「ROB THE FRONTIER」からエンジン全開でブッ飛ばし、「ENERGY」では観客がタオルを頭上で回し、会場の温度も右肩上がりに上昇。その熱気を帆に受け、「横浜アリーナでやらなかった新曲」と前置きして新曲「SOUL」をプレイ。世田谷のりこ(愛笑む)をゲストに迎え、激しいラップ合戦を繰り広げる。さらに同ゲストを交えて新曲「来頂江」も見舞い、Crewを一つに束ねる手腕はさすがの一言。

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 まだまだこんなものでは終わらない。「在るべき形」の途中ではSUPER BEAVERの渋谷龍太(Vo)がステージに現れて歌を分け合い、その次になんとSUPER BEAVERの楽曲「ありがとう」を披露する流れは完全に想定外だった。TAKUYA∞と渋谷の歌の掛け合いは鳥肌モノで、最後はお互いを讃え合うように熱い抱擁を交わす。クリスマス仕様のサプライズ演出に武道館が沸き上がったのは言うまでもない。

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