GENERATIONS『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』で溢れたパフォーマンスへの想い 一夜限りのDEEP SQUADとの共演も

GENERATIONS、パフォーマンスに溢れた想い

 続く中務は、メンバーの熱いコメントを受けて「みんなの(コメントを)聞いていたら泣けてきた......」と、心境を明かしながら自身の思いの丈を語り始めた。「新型コロナウイルスの影響で皆さんに会える場所がなくなってしまい、自分自身で考えることも多くなり、芝居ができるわけでもないし、歌が歌えるわけでもないし、存在意義が分からなくなった」と不安を抱えていたという。また、「自分にはダンスしかないけど、ダンスを届けられる場所がなくなったということでGENERATIONSにいていいのか、と考えたことがあった。でも、横を見るとメンバーのみんながいつも支えてくれていて、『裕太くんのダンスすごいよ』って言ってくれて、自分にはダンスしかない、ダンスを一生懸命届けていくことが自分の使命なのかな、と改めて感じました。普段、ダンスの時しか自分を開放できない性格なんですけど、そんな自分を輝かせくれる場所をメンバーが作ってくれますし、スタッフさんやマネージャーチームが常に支えてくれますし、自分が今ここに存在しています」と、声を震わせながら語った。また、「普段疲れた顔を見せない亜嵐くんが、この前めちゃくちゃ疲れた顔を見せていて『今回、本当に大変だな』と感じています。そんな中でも7人で手を取り合って、スタッフさんが力を貸してくださって素敵なライブを作ることができました。これからもGENERATIONS7人で歌とダンスを届けていきますので、応援をお願いします!」と深々と頭を下げた。

 片寄は「新たな挑戦だったんですけど、GENERATIONSの楽曲がストリングスのアレンジなどメロディックな雰囲気にも合うんだなと再発見することができて、面白い可能性が見いだせたんじゃないかなと思っています。(ライブの)タイトルからいってハードルが上がっていた分、見てくださっている方のご期待に添えられているライブになっていたら、と心から思っています。来年も少しでも成長して、元気になってもらえるようなグループを目指して頑張っていきたいと思います」と、コメントした。

 数原は「『LIVE×ONLINE』という新しい形に挑戦していくことで存在価値を見出だせましたし、自分たちがやっていることが皆さんの人生に少しでも華を添えられることなんだな、と再認識できるきっかけがたくさんあった1年になりました。亜嵐くんの涙が出てしまうくらい辛かった想い、玲於のパフォーマンスに対する想い、隼の熱い想い、そして裕太くんの想い、メンディーさんが言葉に込めた想い、今日1日一緒に歌ってくれた涼太の想いを聞いて、皆さんに一つだけお伝えたいことがあります」と、声帯にポリープができ、ある時から声を出しづらい状況にあり、来年には手術を受ける予定があることを告白。この日のためにケアをしたそうで「画面の向こうにたくさんの皆さんがこのライブを見てくださっていると感じた時に、ここ最近で一番歌うことができましたし、このメンバーと一緒にパフォーマンスできていることが心から楽しいと感じました。」と述べ「ファンの皆さんの応援が僕たちを突き動かす原動力だ」と感謝の気持ちを語った。そして「来年は“RISING TO THE WORLD”という皆さんを元気にする大きなプロジェクトが待っています。LDH総出で皆さんの心に暖かい太陽が昇るようにエンタテインメントをお届けして参りたいと思います。今日は短い時間でしたが、たくさんのGENERATIONSの音楽を聴いてくださり、ありがとうございました!」と、メンバー全員で深くお辞儀をした。

 最後の楽曲となる「いつか晴れ渡る空の下で」では、メンバー全員が椅子に座り、それぞれがこれまでのGENERATIONSの活動や今回のライブを思い返しているようで、感慨深い表情を見せていた。数原が涙を堪えて歌えなくなった時、隣にいた白濱と中務がそっと肩に手を置くと、メンバーいち男らしく、いつも歌でGENERATIONSを引っ張ってきた数原が涙する場面も。メンバーの目には涙が浮かび、しんみりした雰囲気の中、「今日は1日ありがとうございました」という数原の言葉で、約2時間30分、全30曲に渡るライブが終了した。

 2回目の出場となる『NHK紅白歌合戦』や、2021年からスタートする『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”』が控えており、数原にとっても今回の発表は勇気がいることだっただろう。LDHのボーカリストの中でも実力を買われている彼だが、今回のMCを聞く限り、ファンには見えない苦悩がたくさんあったようだ。数原は歌手になる夢を叶えるため、高校を中退し、アルバイトをしながらレッスンに通っていた苦労人であることはファンの中では有名な話。苦労と努力と持ち前の才能で叶えたアーティストという夢をこれからも続けられるよう、再びステージで歌う数原の姿が見られる日を待っていよう。

■公演概要
ABEMA独占生配信『アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」COUNTDOWN2020▶2021』
配信日時:2020年12月31日(木) 21時~
視聴料金:ABEMAコイン3,120コイン(3,744円相当)※「Go To イベントキャンペーン」割引後の金額
販売/見逃し視聴期間:1月3日(日)24時59分まで
出演者:
EXILE
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
FANTASTICS from EXILE TRIBE
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
※EXILEメンバーの白濱亜嵐、関口メンディーの出演はございません。
※本配信は3時間を予定しております。当日は生配信につき公演時間は多少短縮・延長する場合がございますので、予めご了承ください。
※12月31日(木)24時15分以降に購入した場合、「Go To イベントキャンペーン」割引対象外となります。詳しくは、各公演詳細をご確認ください。

ABEMA独占生配信『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』
配信期間:2020年12月22日(火)~31日(火)
視聴料金:ABEMAコイン3,120コイン(3,744円相当)※「Go To イベントキャンペーン」割引後の金額
※「Go To イベントキャンペーン」割引対象期間は、各公演の詳細をご確認ください。

<全8公演スケジュール>
12月22日(火)20時~/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
12月23日(水)20時~/BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
12月24日(木)20時~/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
12月26日(土)20時~/FANTASTICS from EXILE TRIBE
12月27日(日)20時~/GENERATIONS from EXILE TRIBE
12月28日(月)20時~/E-girls
12月29日(火)20時~/EXILE
12月31日(木)21時~/COUNTDOWN LIVE

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