嵐、史上初『2020タレントCM起用社数ランキング』上位を独占 企業の垣根を超えたCMに映る“5人の絆”に注目
2020年1月~11月のCM出稿状況を基にまとめられた『2020タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター)が発表され、嵐の5人がトップ5を独占する快挙を成し遂げた。ランキングは1位:櫻井翔(19社)、2位:相葉雅紀(17社)、3位:松本潤(16社)、4位:大野智(14社)、5位:二宮和也(13社)という結果となっている。2014年・2019年には櫻井が、2015年・2016年・2019年(櫻井と同数)は相葉が同ランキングで1位を獲得してきたが、メンバー5人全員で上位を独占するのは初めてのこと。
HELLO NEW DREAM. PROJECTメッセージの新聞広告が 2020年9月15日付の朝日新聞、読売新聞(いずれも朝刊)にて掲載されています! #HELLONEWDREAM#夢だけ持ったっていいでしょ pic.twitter.com/lRoNgfcGte
— HELLO NEW DREAM. PROJECT (@hello_new_dream) September 15, 2020
このような結果となったのは、嵐と13の企業がコラボレーションした『HELLO NEW DREAM. PROJECT』によるところが大きい。ここでは、企業間の垣根を超えた同プロジェクトを基に、嵐のCMを通じて感じる5人の絆や、国民的アイドルならではの影響力についても考察したい。
「HELLO NEW DREAM. PROJECT」を通じて嵐が伝えたメッセージ
11月3日、「#夢だけ持ったっていいでしょ? 」をテーマに、夢のきっかけづくりとなるコンテンツを展開する『HELLO NEW DREAM. PROJECT』から「A・RA・SHI -for dream ver.- スペシャルムービー」が公開されると、SNSはファンの歓喜の声で溢れた。映像では様々な年齢や職業の人たちが嵐の5人と共に「A・RA・SHI -for dream ver.-」を歌いながら大きなうねりとなっていく様子を表現。歌詞はオリジナルそのままに、リリース当時の嵐の歌声と今年新たに収録した5人の歌声がコラボレーションした編曲映像となっていた。また、映像には同プロジェクトに賛同した企業8社の人々が参加した様子も盛り込まれ、「未来が見えにくい今こそ、夢を持つことを応援したい」という想いを持つ嵐と共に、熱いメッセージが届けられた。SNSには動画を見たファンから「不安な時代に嵐から元気をもらえた」「胸が熱くなった」などの想いが寄せられている。
これまでメンバーが個々に出演していた企業CMの枠を超えて、それぞれのCMに5人全員が登場するという異例の企画が実現した理由には、嵐が多くの人に愛され、また大きな影響力を持っていることが挙げられるだろう。プロジェクトに協賛した企業は「A・RA・SHI」の歌詞を抜粋した特別ラッピング商品を発売し、ファンの間では購入した商品の画像をアップする姿も見られた。さらに、全ての商品をコンプリートした人たちも数多くおり、こちらも大きな話題となっている。企業からは商品以外にも工夫を凝らしたプレゼント企画などが続々発表され、ファンたちは嬉しい悲鳴をあげている。