ばってん少女隊が語る、アルバムでの成長とエンターテインメントの発信 「自分たちでグループを作っている感覚がある」

ばってん少女隊が語る、アルバムでの成長とエンターテインメントの発信 「自分たちでグループを作っている感覚がある」

 ばってん少女隊が、ニューアルバム『ふぁん』を10月28日にリリースした。結成5周年を機に、プライベートレーベル<BATTEN Records>を立ち上げ、新たな音楽活動をスタートしたばってん少女隊。今回は、新作でみせた音楽的な成長から、配信をきっかけに取り組んできたライブ、YouTube企画についてインタビュー。自らで発信を続けるばってん少女隊のエンターテインメントについて聞いた。(編集部)

「ああ、これがライブなんだなあ……」って泣きそうに

ーーばってん少女隊は、結成5周年を迎えた6月21日に『結成5周年!!!Specialオンラインライブ』を開催。当日から配信スタートとなった「ありがとーと」に加え、「でぃすたんす」「Over」といった新曲を初披露しました。あの日はどういう気持ちで臨みましたか?

上田理子(以下、上田):お客さんがいないところで初披露することで、「画面の向こうで観ていてどう伝わるんだろう?」と逆に緊張しました。と同時に、新しい曲調が増えることによってまたライブが楽しくなるんだろうなというワクワクもあって。

瀬田さくら(以下、瀬田):私も朝から緊張していました。新曲を一気に3曲もやるから、不安が大きかったんですけど、でも始まると楽しくて。「Over」が最後の曲だったんですけど、終わったら一気に力が抜けました(笑)。

春乃きいな(以下、春乃):安心して、緊張から解放された感があったよね。

上田:「Over」を歌う前に、「MILLION SUMMERS」(7月22日配信の新曲)についてのお知らせがあったんですが、あの動画が流れている中もずっとそわそわしてました(笑)。

「おっしょい!」ばってん少女隊5th Anniversary Special Live【1/9】

ーーその後、7月19日には道の駅むなかたでのドライブイン生放送イベント『九州の台所・道の駅むなかたで歌って踊って食べまくろう!公開生放送 By GuuGoo』にも出演。当日の様子はYouTubeでも公開されていますが、あれが久しぶりのお客さんの前でのパフォーマンスでした。

瀬田:車越しですけど、お客さんが目の前にいるライブは5カ月ぶりだったので、その景色を観たときは感動しましたし、「ああ、これがライブなんだなあ……」って泣きそうになりました。

春乃:声は出せない代わりにペンライトを振ってくれたり、ワイパーを動かして盛り上がっていることを伝えてくださったりと、お客さんからリアクションが返ってくるのもすごくうれしかったよね。

ありがとーと/ばってん少女隊[九州の台所・道の駅むなかたで歌って踊って食べまくろう!公開生放送 By GuuGoo]

ーー一方で、YouTubeでの動画配信にも引き続き力を入れています。かなりいろんなコンテンツが公開されていますよね。

春乃:「イヤホンガンガン伝言ゲーム」は撮影したあと、私的にはしっかり伝わっている気でいたんですよ。「結構うまくいったな」と思って動画を観たら、伝わり方がめちゃめちゃヒドくて(笑)。

星野蒼良(以下、星野):私たちらしい伝わり方をしてるよね(笑)。

上田:それこそ最近公開された「もうひとりおるおる」はメンバーのことをより知ってもらえるから、すごく面白いんじゃないかなと思います。自分のこだわりを知ってもらえると同時に、ほかのメンバーのこともわかりますし。

瀬田:「ああ、こんなふうに思っていたんだ」とか「こんなふうに普段しているんだ」とか、自分たちも全然知らなかったほかのメンバーのことを知れて、すごく面白かったです。

上田:「愛ちゃん、スーパーのBGMで踊るんだ」とかね(笑)。

希山愛(以下、希山):えーっ、理子も踊るって言ってたんですよ?(笑)

瀬田:しかも、私たちは普段ツッコミがいないので、編集で鋭いツッコミを入れてくださるのがありがたくて。

星野:背中に絵を描く伝達ゲームも、きいなと愛が面白かったよね(笑)。

瀬田:絵心がちょっとねえ(笑)。

上田:あれはすごかったね(笑)。今までは「自分たちのことを知ってほしい」と言いながらも、自分たちの良さを出す場面を作れなくて。でも、YouTubeを始めたことによって曲を知ってもらえて、しかもゲームなどを通じて私たちの人間性も知ってもらえるから、すごくいい機会だなと思います。

【これなに!?w】背中の絵を当てる伝筆ゲームやったら名画が生まれた。

不安もあったけど、楽しいことを伝えたいという思いも強かった

ーー5周年ライブの際に情報解禁されたアルバムが、ついに完成しました。いやあ、素晴らしい作品になりましたね。曲のジャンルが広がったと同時に、皆さんの成長が強く感じられる内容になっていて。ちゃんと実力が伴っていないと表現できない曲も、少なくないと思うんです。

瀬田:確かに、今回は特にそうですね。

ーー実際、皆さん的にも今回は自信があるんじゃないですか?

全員:ふふふ(笑)。

上田:そう……ですねえ(笑)。

他のメンバー:(笑)。

上田:今までのアルバムは、それまでに出してきたシングルに新曲をプラスするイメージだったんですけど、今回はアルバムに向けて動いてきたので、一気にたくさんの新曲を覚えた印象が強くて。だけど、「この曲はこう歌いたい」と考える時間がすごく楽しかったんです。

瀬田:以前は毎週ライブがあったので、そこに向けて練習をしながら、その合間にレコーディングやその準備をしていたんです。でも、この時期はおうちにいる時間が長かったので、毎日たくさん練習ができたし、曲についてより深く考えながら歌うことができたので、よかったなと思います。

星野:私、学校にいるときも新曲のことが頭から離れなくて、思わず口ずさみそうになることもありました(笑)。

ーータイトルもひらがなで『ふぁん』と、素敵ですよね。このジャケットの題字は誰が書いたものなんですか?

上田:私が最初に書いたものに、みんながいろんな色で重ねて書いたものなんです。

ーーなるほど。ひらがなで『ふぁん』と書くことで、読んだときに「不安」と「Fun」という正反対の言葉を表現することができる。今の時代を象徴する言葉であると同時に、このアルバムの内容にもぴったりだと思いました。タイトルを知ったときは、皆さんどう思いましたか?

上田:最初は「『ふぁん』? 何を意味する『ふぁん』なんだろう?」と思ったけど、意味を聞くとすごく深いなと思って。

春乃:確かに最近は不安もあったけど、それでも楽しいことを伝えたいという思いも強かったので、それがギュッとコンパクトにまとまっていて、すごくいいなと思いました。

上田:これが英語で『FUN』だったらカッコいいけど、ひらがなだと……。

星野:可愛いよね。

上田:それに、カタカナだと「不安」には結びつかないですものね。

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