草なぎ剛から届いた“夜中のラブレター” 深夜ラジオで明かした、映画『ミッドナイトスワン』にかける熱い想い
草なぎ剛の主演映画『ミッドナイトスワン』の公開が9月25日に迫っている。公開日にちなんで、925秒という他に類を見ない長さの予告編を発表。さらに、公開日前日となる9月24日には、週刊誌『週刊文春』とコラボ。巻頭グラビア『原色美女図鑑』に、草なぎが主人公・凪沙として登場するなど、柔らかな発想でプロモーションを展開している。
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📢#週刊文春「#原色美女図鑑」#史上初❗️❗️ #草彅剛 さんが主人公 “#凪沙” 役で #女優 として登場❗️
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大胆コラボが実現いたしました👏👏👏📖 詳しくは9月24日(木)発売の「#週刊文春」にて
映画で描かれなかった #凪沙 の姿をぜひご堪能ください pic.twitter.com/NthEgFx20S— 映画『ミッドナイトスワン』【公式】 (@M_Swan_Film0925) September 13, 2020
そんな中、草なぎと内田英治監督が9月18日深夜放送の『やまだひさしのラジアンリミテッドF』(TOKYO FM)にゲストとして生出演。いつも「夜10時には寝ている」という草なぎが、ミッドナイトなテンションを披露し、番組を大いに盛り上げた。
パーソナリティのやまだひさしから「夜は弱いって聞きますけど?」と問われると、「なんか修学旅行に来たみたいな感じ!」と声をはずませる草なぎ。今回『ミッドナイトスワン』は、ヒロイン・一果役を演じた服部樹咲が未成年だったこともあり、撮影も夜8時には終わっていたというのだ。草なぎも「夜、頑張ってる人だっているのに、ごめんなさいね。段々ミッドナイトが弱くなってきましたね。今回『ミッドナイトスワン』っていうタイトルなのにね」とオープニングから饒舌に。
さらに、草なぎはいかにこの作品が素晴らしいのかを伝えるべく脚本を読んだときの感想を語り始める。「凪沙っていう役をやるのはプレッシャーだったり、どうしようかなって思ったところもあったけど。とにかく、これは誰にも渡したくないと思ったんですよ。脚本を握りしめて寝ました」とアツく語ったかと思いきや「それはウソです(笑)」とニヤリ。ついハシャいでふざけてしまった草なぎだが、もちろんその気持ちは本物だ。「自分がどの役を演じるのかっていうのもほぼ忘れて、僕はひとつの小説を読んでるように引き込まれて」と続ける。
修学旅行の眠れぬ夜のごとく語られる、熱っぽい深夜トーク。草なぎの作品愛の告白を受けて、内田も衣装合わせをしている草なぎを見て「予定していたものをガツンと壊してくれた。演出していて一番楽しい瞬間」と俳優・草なぎのポテンシャルに驚かされた喜びを明かす。内田の脚本に惚れ込んだ草なぎと、フリースタイル演劇のように現場で変化していく草なぎに夢中になった内田。主演俳優と監督の想いが重なった本作を鑑賞した草なぎは「席から立てなかった」と振り返る。
「余韻がよくて。そういう映画だなと思って。見終えた後にいろんな感情が湧いてくる。“これが映画だ!”と思って。監督に“(映画に)出演させてくれたんだ! これが映画だよ!”みたいな!」とさらにヒートアップし、「暑くなっちゃったー!」とGジャンを脱ぎだすほどに。また「みなさんが作ってくれるんですよね、僕のことを。凪沙っていう役をみんな好きになってくれて。カメラマンさん、照明さん、記録さん……みんな凪沙を好きになってくれるから“え、俺のこと好きなの?”みたいな感じで。おだてりゃ木に登るじゃないけど(笑)」と、現場でモテモテだった様子の凪沙こと草なぎ。
それもそのはず、草なぎは「職人さん好きなんですよ。(撮影現場で活躍するスタッフは)そういう方と近いですよね。やっぱりその職人さんの中で、お芝居ができてるんだって思うと、“俺もなんか職人の一人になれてるのか? ディスカッションしてるんじゃないか?”って」と、こんなにも嬉しそうに語るのだから、スタッフを魅了していたに違いない。内田は、スタッフの中に「凪沙派と一果派がいた」と言い、限られた時間で収めるべく、泣く泣く素材をカットする場合に「凪沙を切るんじゃねぇ」と揉めるほどだったそうだ。