あくにゃんに聞く、ヲタ活と恋愛の両立 恋人ができないヲタクの悩みに回答!【オリジナル動画あり】

あくにゃんに聞くヲタ活と恋愛の両立方法

 「推しが多すぎて毎日忙しい!」「どうしたら推しが喜んでくれるの?」など、ヲタクの悩みは尽きないもの。“ただのヲタク”あくにゃんが、そんなヲタクたちのお悩みに答える連載企画「あくにゃんのヲタク保健室」第5回は、推しに依存して恋愛ができない! という読者からのお悩みを取り上げる。(編集部)【記事最後にプレゼントとお悩み募集の詳細あり】

【オリジナル動画】ヲタ活と恋愛は両立できるの? あくにゃんに聞いた!

【あくにゃん】ヲタ活と恋愛は両立できるのか?!【ヲタク保健室】

今回のお悩み

「メン地下に依存してしまい、恋愛ができない。好きな人ができても上手くいかなかったら推しに依存してしまう」

恋人がほしいなら恋愛に時間を割くのが一番!?

あくにゃん:これ、50%わかるものの、50%わからないなぁ。なぜなら別に自分はメン地下(メンズ地下アイドル)に恋愛感情があるわけではないから。最初に辛辣なことを言っておくと、それは本当にメン地下のせいですか? ということ(笑)。

 恋愛よりアイドルを優先してしまう理由は、大きく2パターンあるかなと思っています。1つ目はヲタ活が忙しすぎて、リアルな恋愛に時間を割けないから、アイドルを優先してしまうパターン。2つ目はアイドルと恋人を比較してしまって、アイドルの方が良いからアイドルを優先してしまうっていうパターン。1つ目は物理的な問題なので、これはもうしょうがないと思うんですよ。たとえば、アイドルを応援していなくて普通に会社で働いてる人でも「出会いがない」「恋人ができない」ってザラですよね。その上でアイドルに時間を割いていれば、リアルな恋愛がおろそかになることはしょうがないので、恋人がほしければその時間を割くしかないのかなって思います。アイドルを推していない人の趣味を聞くと、Netflixを観るとか家で寝てるとか、特定の時間に縛られない趣味が多いんですよ。でもアイドルって公演時間が決まっているから、かなり時間に縛られる趣味なんですよね。公演時間の前も準備があったり、公演の後もみんなでご飯に行ったりするから、そもそも恋愛が一番遠くなる趣味なのかなと思います。だからそういうものだと諦めて、 恋人がほしいならアイドルを犠牲にして恋愛に時間を割くのが一番なんじゃないでしょうか。

ーーたしかに時間的な制約は大きいですね。

あくにゃん:でも、そもそも恋人がほしいと思わないとか、アイドルの方が良いじゃんみたいな価値観の人は最近多いですね。それはもちろんアイドル側も“リア恋”、リアルに自分に恋をさせるようにしているのはあると思うんですけど。僕も周りの男の子の友達とアイドルを比較したら、アイドルの方が優しいなと感じるんですよ。自分に賛同してくれるし、「頑張れ!」って言ってくれるし、余計なことは言わないし、自分自身も嫌なところを見せないから、相手に好かれて終わるし。その関係性は、実際の友達との関係性よりもいいよねっていうのは分かります。あと、一般の人……という言い方でいいのかわからないけど、彼らはアイドルと比べると気が利かないことも多いですよね(笑)。アイドルは髪型を変えると気づいてくれるんですよ。それが仕事だから。とはいえアイドルとは金銭的なやりとりが発生していて、その対価として、褒めてくれたり、応援してくれたり、同意してくれたり、賛同してくれたりしているから、そこは違うんじゃないの? って指摘されたりするんですけど、僕に言わせれば、リアルな友達にもご飯を奢ったり、金銭的なやりとりが発生しているんですよ。それなのに気が利かないから、だったらアイドルの方が良い、ってなっちゃいますよね(笑)。

 だから一言で言うと、“愛した分愛してくれない感”が一般の人は強いのかなと思っていて。アイドルって時間やお金をかけた分ちゃんと戻ってくるんですよ。ハイリスク・ハイリターンって言うのかな。とにかく時間とお金をかければかけるほど、それが熱量や愛になって相手に伝わって、返ってくるような仕組みが成り立っているから、“生産性”で言うとかなり良いと思うんですよ。恋人にお金や時間を使って得られるものももちろんあるんですけど、“生産性”を考慮したらアイドルを応援するのも良いのかなと思います。

ーーなるほど。他にアイドルを応援するメリットはありますか?

あくにゃん:これは僕の価値観なので多くの人が当てはまるかはわからないんですけど、アイドルが癒してくれる脳みその場所と、恋人が癒してくれる脳みその場所が違うと思うんですよ。出ているホルモンの物質も何か違う気がしていて。恋愛でしか得られないものもあるんですけど、アイドルを応援してでしか得られない幸福もあるんですよね。恋愛感情でアイドルを応援しているのか、と言われると全ての人がそうではなくて、感動を味わいたいとか、成長を見守りたいとか、プロデューサー的な目線の人もいて、必ずしも恋愛とは結び付いていない人もいると思います。僕の場合は癒される脳みその場所が全く乖離しているので、アイドルを応援しながらでも恋愛はできるし、恋愛しながらでもアイドルは応援できると思っています。

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