TOKIOはまだまだ続いていくーー松岡昌宏、ラジオで語ったグループへの揺るがない思い

 実は3月28日に、長瀬がパーソナリティを務めていたラジオ『SUZUKI presents NAGASE The Standard』(TOKYO FM)で、長瀬はこんなことを話していた。「アイドルバンドのボーカルを25年間やらせてもらってた。コンプレックスもあった。25年やってみたら、30代、40代のアイドルが歌うバンドの曲って、今まであんまり教材としてないように思うんですよ」と。

 アイドルの寿命が長くなったからこそ、直面せざるを得ない人生の節目がある。でも、TOKIOはいつだってブレない芯の強さで、それを乗り越え、彼らならではの「カッコよさ」を見せてくれた。支えてもらう人たちへの感謝を忘れず、自分たちの背中を見ている後輩たちをリスペクトし、「城島という神輿を国分と俺で担ぐんです」と身内とは生涯を共にする覚悟を持って歩んでいく。その意志の強さ、型にハマらない生き様が、最高に大人なロックだ。

 TOKIOはまだまだ続いていく。まずはこの8カ月間4人のTOKIOを楽しみ、そして来春からは、新しい「カッコよさ」を見せてくれることを期待したい。ちなみに、株式会社TOKIOは現在社員の募集はしていないし、上場の予定はないそうだ(広報・松岡より)。

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