関西ジャニーズ勢、注目度上昇の理由は少人数ならではの“ファミリー感” 良きライバル関係で育まれるハングリー精神も
7月28日の“なにわの日”に開催される『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』。通称『ドリアイ』と呼ばれている同公演は、ジャニーズ事務所所属の関ジャニ∞やジャニーズWEST、2018年から2019年にかけて結成されたジャニーズJr.内ユニットであるなにわ男子、Aぇ!group、Lil かんさいの3組を含む関西Jr.総勢70名以上が出演予定だ。同公演のPRを兼ねて、関ジャニ∞の村上信五とジャニーズWESTの小瀧望が大阪府知事を表敬訪問するなど、2025年の『大阪万博』へ向けて勢いが増している関西ジャニーズ。中でも昨年から放送開始されているなにわ男子とAぇ!groupの冠レギュラー番組『なにわからAぇ風吹かせます! ~なにわイケメン学園×Aぇ!男塾~』(関西テレビ)が好評だ。また、今年4月から6月にはオムニバステレビドラマ『年下彼氏』で関西ジャニーズJr.勢が主演を務めるなど、関西ジャニーズJr.勢が活躍の幅を広げている。
関西ジャニーズの魅力は、同期や同年代といった横の関係だけではなく、縦のつながりでも結束力がある、“ファミリー感”が1つだ。関西ジャニーズと言えばお笑いのイメージが強く、トークでのアットホームな雰囲気も特徴的。また特に、関ジャニ∞の大倉忠義と横山裕が、Jr.のコンサート演出を開始してからは、関西ジャニーズとして一層まとまりが生まれた。さらに、2人がプロデュースを担当したことで、なにわ男子やAぇ!groupは、これまでになかった個性を持ち、全国区レベルでの知名度の獲得にも導いた。同じく村上も関西ジャニーズJr.との共演が多い。グループの冠番組である『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)内のコーナー「頑固プロデューサー村上が行く!」ではバラエティについてJr.に熱血指導をしたり、自身が主宰する即興劇『もしも塾』では多くのJr.を選抜し、チャレンジする機会を与えてきた。他にも、ジャニーズWESTのメンバーや、今年デビューしたSnow Manのメンバーである向井康二は、デビューに至るまで関西ジャニーズJr.を引っ張る存在であった。そのため、両者ともデビュー直後に出演した関西ジャニーズJr.の冠番組『まいど!ジャーニィ〜』(BSフジ)で後輩と再会した際は、普段のコミカルな雰囲気から一転し、出演者が涙を流す場面も。最近では、『ドリアイ』で披露される「メンカラメドレー」のコーナーに向けた作戦会議がYouTubeで随時公開されており、入所歴や年代関係なしに、関西ジャニーズの一員として団結している様子が伺える。