PIGGS、FRUN FRIN FRIENDS、NELN、透色ドロップ……コロナ禍デビュー、逆境に立ち向かう新生アイドルたち

 新型コロナウイルスは今も音楽シーンに多大な影響を与え続けている。ライブやフェスティバルの中止・延期、限られた環境でのプロモーションやMV撮影など試行錯誤が続く中、オンラインライブと並行して政府が発表したガイドラインに従い、入場者数を制限したライブを開催するというのが現在の新しい音楽シーンの形式になりつつある。

 そんな厳しいコロナ禍中にもデビューしたアイドルグループがいる。本稿では、そのうちの4組をピックアップして紹介したい。

PIGGS

『HALLO PIGGS』

 まずは、プー・ルイ率いる5人組アイドルグループのPIGGS。プー・ルイは昨年12月、所属していたBILLIE IDLEの活動休止後に、WACK代表の渡辺淳之介から出資を受け、新会社プープーランドを設立。緊急事態宣言が発令された今年4月にメンバーのCHIYO-P、SHELLME、UMI、BAN-BANとの同居を始め、そのグループ名を打ち出した。

 旧BiSのメンバーとして、不死鳥の如く何度も立ち上がってきたプー・ルイ。その近くにいたのが先述した渡辺の盟友であり、WACKサウンドを築き上げた松隈ケンタだが、PIGGSのサウンドプロデュースはRyan.BことBRIAN SHINSEKAI。振付にはGANG PARADEからの脱退、WACKからの独立をし、現在フリーランスの振付師として活動しているカミヤサキを迎えている。7月1日にリリースされたアルバム『HALLO PIGGS』はグラムロックが主体で、WACKサウンドとはまた一線を画す仕上がりだ。

 7月25日にはTSUTAYA O-nestで入場者を制限した上での初ライブの開催も決定(ライブ配信なし!)。YouTubeでの動画投稿や生配信をメインに活動してきたPIGGSが、ついにファンの前に姿を現わす。

PIGGS-モナ・リザ-【MUSIC VIDEO】

FRUN FRIN FRIENDS

 PIGGSと同じ4月に始動したFRUN FRIN FRIENDSは、あヴぁんだんど/avandonedのオリジナルメンバーだった、なゆたあく、宇佐蔵べにによるユニット。約4年の空白期間を経て、再び2人の物語が動き出した。

 デビューと同時に発表された1stシングル『キセラセラ / yum yum』、それから1カ月と経たずにリリースされた2ndシングル『ワンダーランド / yum yum remix』、3度のオンラインライブの出演、YouTubeチャンネルからの生配信とコロナ禍にも負けず、精力的な活動を続けている。

 チップチューン要素が散りばめられた「ワンダーランド」は、2人の再会をテーマにした楽曲。さらに披露されたばかりの「FRUN FRIN FRIENDS」は、なゆたあくが作詞・作曲を担当したダウナーな新曲だ。今後も、イベントへの出演が多く決まっており、有料、無料配信も予定されている公演もある。観ていて元気になる2人のパフォーマンスは、今の時期にだからこそ、よりカラフルな光を放つ。

[LIVE] FRUN FRIN FRIENDS 初ライブ

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