チョンハ、SUMIN、X1出身チョ・スンヨン=WOODZ……様々な形で“NEO K-POP”に挑むアーティスト
CHUNG HAに続き、メジャーシーンで意欲的な作品を発表したアーティストとしてWOODZも紹介したい。
WOODZは、サバイバル番組『PRODUCE X 101』でX1としてデビューし、絶大な人気を獲得したチョ・スンヨンのソロ名義だ。今作『EQUAL』はWOODZとしての活動を通して交流が生まれた友人たちと楽曲を制作している。WOODZとしての活動を待ち望んでいるファンが大勢いただけに、周りをフックアップしていこうという意気込みを感じる。
クレジットに注目してみると、「memories」「Waikiki」を除いた全曲にNATHANが作曲やプロデュースで参加している。NATHANは、M.O.L.AというWOODZも参加しているクルーの一人だ。ほかにPark JiminやKINO(PENTAGON)、VERNON(SEVENTEEN)が参加している。
同作には、ゲストラッパーとしてColde、punchnelloも参加。K-HIPHOPシーンにおける中心的な存在のラッパーだ。
楽曲はゲストラッパーのカラーを存分に反映させており、クオリティの高い仕上がりだ。チョ・スンヨン、そしてWOODZとしての活動を通した得た経験を盛り込み、アイドル・ヒップホップの垣根を融解させる作品に仕上がっている。