小籔千豊&藤本敏史発案の奇抜キャッチコピーで新境地を開拓? ザ・コインロッカーズ冠番組『ロカ何』収録現場に潜入!
収録終了後、3人にコメントを聞くと、船井は決まったキャッチコピーに「小籔さん要素たっぷりなものをいただきました」と笑みを見せる。Emilyは「ファンの方以外の人が見たら『この人大丈夫?』って思われそうです(笑)」と戸惑いを感じさせつつも、「アレンジして使いたいと思います。ちょっと削ったら……」と今後の活動の中でブラッシュアップしていくと話す。ライブにて毎回披露することがほぼ確定してしまった森は、「(自身のキャッチコピーは)顔芸が大切じゃないですか。ライブで伝わるかな……(笑)」と吉本新喜劇仕込みのキャッチコピーに頭を抱えていた。
また、今回の収録で話せなかったことが、グループとして挨拶するときのポーズだ。「ほかのアイドルさんやテレビ番組で挨拶するタイミングがあるんですけど、メンバー全員揃って『ザ・コインロッカーズです!」って言うだけでは、インパクトが足りないなと思って」と船井は秘めていた思いを語る。森の中ではすでにポーズが固まっているらしく、コインロッカーの鍵を開ける振りを見せてくれたが、船井とEmilyは乗り気ではない様子。このポーズも今後、番組の中で決まっていくことだろう。
ほかにも、下島輝星(Gt)、有働優菜(Key)、絹本夏海(Gt/Vo)が参加した#9(7月17日公開)、Яuu(Ba)、成澤愛実(Dr)、HANNA(Gt)、松本璃奈(Dr/Vo/Ba)による#10(7月24日公開)、宇都宮未来(Vo)、後藤理花(Key)、田村愛美鈴(Key)の組み合わせでの#11(7月31日公開)の収録も行われた。#8の流れから奇抜なキャッチコピーがどんどん決まっていく。それぞれの楽器パートや個性を取り入れたキャッチコピーが付けられていく中、有働は森のノリツッコミに匹敵するインパクト大の仕上がりに。自身の殻を破る瞬間に乞うご期待だ。
また、収録の合間、MCの小籔と藤本にも取材を行い、グループへの思いを聞いた。2020年より13名体制としてリニューアルしたコイロカは、コンセプトを“ガールズバンドアイドル”に改め、リスタートしている。「バンドや言うてる時よりかはアイドルっぽくなっていて。前までは可愛いというのはちょっと違うのかなと思っていた子らも『アイドルとしても頑張っていかなあかん』という自覚がメイクとか振る舞いに出てますね」と小籔は収録を通しての彼女らの変化に触れる。バラエティ面での成長に藤本は、「個性が出てきて面白いですよね。人となりが見えてくるのでツッコミがいがある、いじりがいがある」と述べ、小籔も「僕らも知らん素の部分は出るようになってきているので、これからもっといろんなことを表に出していったらいい」と期待しているようだ。
特に光るメンバーを聞くと小籔からは有働、絹本、船井の名前が挙がる。有働に関しては当初は控えめでモジモジしていたのが、最近では前に出たいという思いを感じるのだという。今後グループに期待することを聞くと、小籔は「死ぬほど売れて欲しい」とコメント。「大きなツアーでも埋まっていって、若い女の子とかにも歌われるようになってくれたらなと思いますね。人気者になってもらって、『KOYABU SONIC』に『おい!』って言うたら来てほしい。集客も上がるので」と期待を寄せた。藤本は親戚のおじさん目線で見てしまい、メンバーが可愛くてしょうがないようで、コイロカが売れた暁には、「『育ての親は藤本さんです』って言ってほしいです。ライブに呼んでもらって、一緒に泣きながら歌いたい」と熱望する。藤本が歌いたいというくだりはお決まりで、この時も、小籔から「ずっと言ってるけど、歌わんでいいんです」とツッコミが入った。
取材の中で、小籔の「Zeppが埋まったら節目ですね」、藤本の「笑いながら泣きたいな」という言葉が特に印象的だった。リベンジのZepp Tokyoワンマンに向けて、新生コイロカの物語はまだ始まったばかりだ。
■番組情報
ザ・コインロッカーズ『ロッカーに何、入れる?』
毎週金曜日21:00配信
出演:小籔千豊(吉本新喜劇)、藤本敏史(FUJIWARA)、ザ・コインロッカーズ
#9(7月17日公開):下島輝星(Gt)、有働優菜(Key)、絹本夏海(Gt/Vo)
#10(7月24日公開):Яuu(Ba)、成澤愛実(Dr)、HANNA(Gt)、松本璃奈(Dr/Vo/Ba)
#11(7月31日公開):宇都宮未来(Vo)、後藤理花(Key)、田村愛美鈴(Key)