手越祐也、退所理由とステイホーム期間中の外出について説明 NEWSやファンに対しての思いも語る

 6月23日午後8時より、ジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也が、緊急記者会見を行った。当日は自身が退所後に立ち上げたYouTubeチャンネルにて生配信も実施。手越は会見の前に自身のTwitterアカウントにて「時間の許す限り包み隠さずお答えするつもりです」とも発信しており、報道陣だけでなくファンに向けても発信するつもりで生配信をしている旨を伝えた。

 手越は、退所した理由、独立後のビジョンなどを具体的に語った。また、メディアでの報道に誤りがあったことを自身の言葉で正したいという思いがあるとのことで、自身の在籍していたグループ・NEWSへの思い、「NEWS」の頭文字からとったコンサートツアーの最終章『STORY』への気持ちを吐露した。


 退所に関しては5〜6年前から考えており、今年3月には事務所に退所する方針を伝えていたとのこと。手越は、NEWSのメンバーやジャニーズ事務所に対して感謝をしていることを強調しつつも、「男・手越、32歳として、ジャニーズってものに甘えずにステップアップする仕事がしたい」と語る。

 NEWSのメンバーである小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキに退所の意向を伝えると、「手越の気持ちもわかるけど、俺らは手越祐也とやっていきたい」と熱い言葉をかけられたという。そんなメンバーに対し手越は「本当に感謝しかないし、愛を感じたし……でも俺一人の人間としてはすごい夢がたくさんあって」と葛藤を語る。

 手越は、NEWSと培ってきたツアーの集大成である『NEWS LIVE TOUR 2020 STORY』を終えてから退所する予定だったとのこと。その理由として「『STORY』が終わったら、またNEWSには新しいチャレンジが始まると思ったんですね。そのチャレンジに片足を突っ込んでから辞めるっていうのは、メンバーにも、ファンにも、スタッフの皆様にも迷惑がかかる」と、関係者に迷惑がかからない最善のタイミングを考えてのことだったと明かした。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で『STORY』ツアーは延期に。すでに退所を決めていた手越は、コロナ禍によって仕事ができない状況から退所が早まる可能性があることも考え、今後の活動を協力してくれる人たちとのコミュニケーションを早める必要があると判断。自粛期間中の外出は、今後の将来を話すための会食だったとのこと。手越は「17、8年間この仕事しか知らずにここから飛び出すっていうのは、ポジティブな僕であれ恐怖感はあった」と思いを吐露した。

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