TWICE、ワールドツアーは活躍の舞台拡げる夢の機会に 過酷な環境下における健康状態への警鐘も

 TWICEのドキュメンタリー『TWICE:Seize the Light』Ep 5.は、グループ初のワールドツアーの幕開けとなった昨年5月のソウル公演のバックステージを追う内容だったが、本稿で振り返るEp 6.ではついに世界の舞台へ飛び出していく彼女たちの姿が捉えられている。

Ep 6. サイレン | TWICE: Seize the Light

 「海外のファンに会えるのが嬉しい」、「初めて行く国もあるので、緊張しますがとても楽しみです」。ツウィとダヒョンの言葉には、ツアーに対する大きな期待が込められているように感じた。

TWICE『MORE & MORE』

 日本、タイ、シンガポールなど過去に公演歴のある国々を訪れるほか、フィリピン、アメリカ、メキシコ、マレーシアでは初めての単独ライブを行うこととなった『TWICE WORLD TOUR 2019’TWICELIGHTS’』は「アンコールの声を聞くたび心に誓うんです、おばあちゃんになってもこの瞬間を忘れないようにしようって」とモモが語るように、ファンと共に作り上げる一つひとつのライブを何よりも大切にする彼女たちが、その舞台を世界に拡げる夢の機会と言えるだろう。

 そしてもちろん本ツアーは、普段TWICEと顔を合わせるチャンスが少ない国々のファンにとっても貴重な場となる。マニラ公演の控え室に響く会場からのラブコールに「歓声に驚いた、ここまで聞こえてくる。開場3時間前からこの盛り上がりなんです」と驚くジヒョ、また「まだ開演していないのに、もう始まっているみたい。ファンの皆さんが盛り上げてくれる。楽しみです、頑張ります」と意気込むチェヨンの顔には興奮の色が浮かんでいるように見えた。

 ファンの期待に応えるため、より良いステージを作り上げようとする9人の情熱は、前回Ep 5.で明かされた通りである。しかしそれを保つには、入念な準備を行うための十分な時間、そして健康な心身が不可欠となるのは自明だろう。

 国と国を跨ぐ慌ただしい移動の合間で準備に勤しむ彼女たちの姿を見ながら、映像に収められている以外の過酷なスケジュールの存在に想いを馳せていると、チェヨンがこんなことを言った。

「やりがいはあるけれど、忙しすぎて寝る時間もありません。やることが多いのに時間が足りなくて。期待は裏切れないし、ファンの皆さんや私たちの家族もいます。頑張り続けることの疑問は、何度も抱いたことがあります」

 またミナは「ツアーの時は体力的に疲れます。夜、眠ろうとして目をつぶるとダンスの振り付けが浮かぶんです。なかなか寝付けません。次の動きを考えながら寝落ちしちゃうんです。公演前は心配ばかりしています」と、レッスン場や舞台の外にいるときもパフォーマンスに向けている意識があることを明かした。



インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる