嵐、リモートならではの斬新なゲームが話題に アイデアが詰まった『VS嵐』企画の面白さ

 5月14日、『VS嵐』(フジテレビ系)で「リモート嵐-1グランプリ」が開催され、視聴者から反響を呼んだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の防止に伴い、嵐のメンバーは別々の部屋から初のリモート収録を行うことに。CGで合成された番組のセットを背景に、収録日(4月28日)に一時的に熱が上がっていた櫻井翔以外のメンバーが集結した。電話で出演した櫻井は「体調すこぶる良くて、起きて熱測ったら驚きの平熱を下回った」と説明。メンバーだけの声を頼りに収録を行う4人を「楽しそうだわ」と羨ましがり、元気な声をファンに聞かせた。

 「リモート嵐-1グランプリ」では、嵐がリモートシステムを使って様々な対決で勝負。“ベッターゲスト”である山崎弘也(アンタッチャブル)、小島瑠璃子、吉村崇(平成ノブシコブシ)が別室で1位を予想しながら見守った。

 今回最も新鮮だったのは、VS嵐の総集編コメント収録という名目でテレビ電話をオファーされた芸能人たちと嵐とのやりとりだ。油断しているときに突然番組に巻き込まれ、困惑するゲストとゲームを始める嵐の姿は笑いを誘った。例えば、柴田英嗣(アンタッチャブル)、田中卓志(アンガールズ)、斎藤慎二(ジャングルポケット)、橋本マナミに4人がそれぞれ電話をかけ、何回“スゴい”と言わせられるかを競う企画「スゴい!GP」では、なんとかして“スゴい”と言わせようと奮闘する4人と、状況を理解できていない柴田たちのリアクションが面白い。相葉雅紀と大野智は、「1500回腕立て伏せをした」という数や「嵐ってどう思いますか?」という直球の質問で“スゴい”を引き出す一方で、松本潤と二宮和也はコメント収録という名目やゲームで言葉を引き出す荒手の作戦で勝負し、個性を見せた。「中継ジェスチャーGP」でも、コメント収録のために呼ばれた高橋克実とカンニング竹山に突撃でジェスチャーゲームを依頼。いきなりのことに戸惑いながらも、高橋は二宮、竹山は大野とそれぞれ良いチームワークを組み、ジェスチャーゲームに挑んだ。

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