Travis Japan、人気急上昇の理由は? 表紙飾った『anan』重版決定を機に考察
Travis Japanが表紙を務める『anan』(5月7日発売)の重版が決定した。重版決定はSixTONES、Snow Manに続き、デビュー前のジャニーズJr.としては3組目。もちろん、以前から一定の人気があったら彼らだが、特に今年に入ってからの人気ぶりは目を見張るものがある。そこで、今、彼らの人気が急上昇している理由を『anan』のインタビューやInstagramなどのSNSから考えてみたい。
人気ジャニーズグループには欠かせない「仲の良さ」
Travis Japanといえば一糸乱れぬダンスを武器としてきたが、それ以外の魅力も広く知られてきている。例えば、「メンバー同士の仲の良さ」だ。『anan』のインタビューにも、「仲の良さではどのグループにも負けてないと思う」(松田元太)とある。彼らに限らずだが、ジャニーズグループにおいて「メンバーの仲が良い」という要素は欠かせない。一言で言い表すのは難しいが、KinKi Kidsは運命共同体、関ジャニ∞は苦楽を乗り越えてきた同志、SixTONESは男子高校生の集まり……という具合にメンバー同士の「仲の良さ」を表現する上でのイメージは様々だ。「ではTravis Japanは?」と考えると、こういった要素がすべて詰まっているのではないだろうか。例えばジャニーズJr.チャンネルにアップされている動画では思いっきりふざけあっていることも多く、それはまるで男子高校生のよう。「あの日(2020年5月に7人で食事に行った時)、全部話せたことでみんなの意識が変わったし、前進するきっかけになったと思う」(七五三掛龍也)という言葉の通り苦楽を乗り越えてきた同志感もあるし、1グループに3人の「カイト(宮近海斗、中村海人、松倉海斗)」が存在するところには運命共同体っぽさも感じてしまう。7人の作り物ではない仲の良さは、見ていて安心でき、応援したくなってくる。