EXILE、三代目JSB、GENERATIONS……各グループ人気の楽曲は? それぞれの歌詞に込められた“想いも”キーワードに

EXILE TRIBE各グループ人気の楽曲は?

 GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)の人気曲発表では、メンバーの白濱が発表を見届けた。白濱は現在、ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)に出演中。同ドラマについてコメントを求められた白濱は「浜崎あゆみさんのド世代の方にも良い反響をいただくので嬉しいです」と答えた。これまで見てきた発表をもとに、「ポップスかバラードが上なんだね。意外と俺らが大好きなゴリゴリじゃないな」と予想した白濱。その予想が的中し、2016年にリリースされた「涙」や「Stupid ~真っ赤なブレスレット~」など、しっとりとしたバラード曲が多くランクインした。4月15日にリリースされた「ヒラヒラ」は、最新曲にもかかわらず5位を獲得。白濱は驚きつつも、「個人的に一番キテると思っている曲なので、僕の中ではNo.1です」と語った。続いて選ばれたのは、EXILE ATSUSHIが作詞を担当した「片想い」(4位)と、「One in a Million-奇跡の夜に-」(3位)。1位には、2013年リリースの「Love You More」がランクインした。2位の「NEXT」は、アルバム『涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた』の収録曲。メンバーの数原龍友が作詞を担当し、〈あなたが僕達を必要としてくれる限り止まる事ない〉という歌詞からも読み取れるように、ファンへの想いが込められている楽曲だ。数原も「葛藤や日々の苦悩など、自分たちの弱い部分をさらけ出した」とコメント。GENERATIONSとファンの絆が表れたランキングとなった。

白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)

 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)のランキングでは、10位から6位にNAOTOがより上位に予想していた「R.Y.U.S.E.I.」や「Go my way」などのシングル曲がランクイン。メンバー内で人気の高い「東京」は5位に選ばれた。続いて、三代目JSBの初となる単独ドームツアー『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 "BLUE PLANET"』のテーマソングである「starting over」が4位に。同曲は、現代や未来の地球に想いを馳せた壮大なバラードとなっており、岩田剛典は「(コロナ禍の)今、おうち時間にまさに聴いてもらいたい曲」とコメント。今市隆二も「この地球に生まれ行きていくことの意味や夢の先に別の夢があるという自分達のメッセージを込めて作りました」と同曲への思いを語った。注目の1位は、7thアルバム『FUTURE』の収録曲「RAINBOW」が獲得。同楽曲は、登坂広臣とELLY(クレジット名:CRAZYBOY)が三代目JSBをイメージして歌詞を描いたことから、グループにとってテーマソングのような存在となっている。

NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)

 自宅から登場したEXILE SHOKICHIは、EXILE THE SECONDの人気曲ランキングの発表に参加。10位から6位には、黒木啓司が初めて作曲に挑戦したという「Story」や、昨年リリースされた「Top Down」がランクインした。最新曲「瞬間エターナル」は2位を獲得、EXILE SHOKICHIは同楽曲のMV撮影について「横浜で撮影したんですけど、みんなで集まるのが久しぶりだった」とエピソードを語った。MVでメンバー全員が披露したクールなスーツ姿も人気の理由となっている。1位には、「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」がランクイン。黒木からは、「EXILE THE SECONDになって一発目の曲。MVにはたくさんのEXILE TRIBEのメンバーやLDHアーティストに出演していただき豪華な作品になった」というコメントが届いた。

EXILE SHOKICHI(EXILE/EXILE THE SECOND、以下SHOKICHI)

 最後はEXILEのランキングへ。SHOKICHI、NAOTO、白濱亜嵐が再度登場し、発表を見届けた。10位から6位には、「My Star」や「Rising Sun」、「Someday」など、2009年から2018年までの間にリリースされた、幅広い年代の楽曲がランクイン。佐藤は、ランキングを見て「大事な節目に出した曲は入ってきていますね」と分析した。5位を獲得したのは、『サントリー ザ・モルツ』のCM曲でファンのみならず多くの人の記憶に残る話題曲となった「Ki・mi・ni・mu・chu」。4位は卒業ソングの「道」。SHOKICHIは「東日本大震災の時に被災地に行かせてもらって、アカペラで歌わせてもらったんですよ」と思い出を語った。2007年にリリースされた「時の描片 ~トキノカケラ~」は、2位を獲得。『EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH"』で同曲のダンスを披露した白濱は、「ダンス始めた時の自分を思い出す」とコメントした。3位には「Lovers Again」、1位には予想で名前が挙がらなかった「Ti Amo」が選ばれるなど、特にバラード曲が人気を博していることが分かった。多くのゲストは代表曲である「Choo Choo TRAIN」を1位に予想していたが、あまりに知名度があるため、陣が番組内で言っていたようにファンの中で“殿堂入り”していると見られる。「Ti Amo」はEXILEにとって2度目のレコード大賞受賞曲(2008年『第50回日本レコード大賞』)。リリースから10年以上経った今も、メンバーの大人の色気が詰まったMVと女性目線で描かれた刺激的な歌詞がファンの心を掴んでいる。

 エンディングでは、ゲストが全員集合し、EXILE楽曲投票で5位だった「Ki・mi・ni・mu・chu」のおうちダンスを披露した。EXILE TRIBE楽曲AWARDのアフタートークは現在、AbemaTVにて配信中。番組内では語りきれなかった、楽曲への想いを語るゲストたちのトークが収録されている。なお、次回の『シブザイル』は5月12日に配信予定。劇団EXILEの鈴木伸之、佐藤寛太、小野塚勇人がゲストとして出演する。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる