桑田佳祐、ラジオで初披露した「Stay Home Blues」が各所で話題に!「我々はともにこの難局を乗り越えよう」
サザンオールスターズの桑田佳祐が5月2日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN系38局ネット)にリモート生出演し、新型コロナウイルスの感染拡大と、それによって長く続いている外出自粛による不安な日々に対する思いを歌った書き下ろし楽曲「Stay Home Blues」を披露し大反響を呼んでいる。さらに、番組中に届いたリスナーからの要望をひとつのきっかけとして、自宅で過ごすファンのための特別企画『Keep Smilin'〜“出来ることから”ちょっとずつ〜』がスタート。サザンオールスターズの楽曲と桑田のソロ楽曲のMVが、フルバージョンで30本以上公開された。
「新緑、風薫る……そんな清々しい言葉で表現される5月は、人々を表に誘う季節でございます。しかし、ステイホームで身動きが取れないいま、あなたの胸の内を表に出してみませんか」
そんな桑田の言葉でスタートした、この日の放送。番組には多くのメッセージが寄せられ、冒頭には「今も街中に溢れる『2020東京オリンピック・パラリンピック』の文字に虚しさを感じてしまう」というリスナー、また『やさしい夜遊び』で桑田の声を聞くことが、外出自粛期間の何よりの楽しみで、「生きていればまた素敵な出会いが待っている」と希望を持ち続けるファンから「東京VICTORY」のリクエストが届いていた。先のサザンオールスターズ40周年ツアーでもオープニング曲になった、晴れやかで前向きな一曲をオンエアしたあと、桑田からは「負け戦には絶対にしないから、任せてよ」と心強い一言もあった。
「ステイホーム」の輪が広がるなか、貴重な“おうちエンタメ”となっている動画配信サービスでの映画視聴や読書の話題も盛り上がる。また、桑田はジャニーズ公式のYouTubeチャンネルで公開された動画「Smile Up ! Project ~Wash Your Hands~ 木村拓哉」をきっかけに手洗いを徹底するようになったそうで、「石鹸が小さくなるのが楽しみになっちゃった。病みつきになっちゃってさ。キムタク、ありがとう!」とお茶目に語っていた。
桑田の代行DJとして番組で数々の名シーンを残してきた住吉美紀アナの感染というニュースを心配するファンも多く、桑田も「住吉さん、待ってるからね」と回復を祈った。翌3日には退院という吉報が届き、ひとまず胸をなでおろしたリスナーも多かったことだろう。