SuperMに溢れる様々な“シナジー”の可能性 新しい時代に希望を見せるヒーローたち
「西洋×東洋のシナジーを生み出すようなグループを」という狙いで結成されたグローバルグループ、SuperM。彼らのキーワードは、まさに「シナジー」だ。
もちろん、その1つは各グループでメインボーカルやダンスマシーンと呼ばれるメンバーが集結しているという点。SHINeeのテミン、EXOのベクヒョン、カイ、NCT 127のテヨン、マーク、WayVのテン、ルーカスというメンバー構成は、「K-POPのアベンチャーズ=地上最強のヒーローチーム」との呼び名を持つほど。例えば、SHINeeのなかではマンネ(末っ子)のテミンが、SuperMではセンターに立ちグループをリードしていく。そんな今まで以上に頼もしい姿を見られるのは、新たなチームの経験があればこそ。安定した環境で積み上げてきたからこそ見える彼らの魅力もあるが、新しい環境だからこそ見えてくる新たな顔があるのも確か。
「僕たちデビュー2日目です!」「新人グループ!」と、移動中に撮影されたとみられるテミンのインスタライブでは、メンバーが楽しそうにそう声を上げていた。不安でいっぱいだった最初のデビューとは違い、確かな経験、磨かれたスキル、そして各グループを代表しているというプライドを持ってのデビュー。しかも肩を並べるのは自分と同じくらい努力してきた猛者たちとなれば、さらに自分自身の武器を磨かざるを得ない。
「Jopping」で見せる、腰を落として拳を握りしめ体を揺らす、息の合った迫力のあるダンスパフォーマンスは、まるで戦いの舞いのようにも見える。1つひとつのステージにこれまで彼らが身につけてきたものを出し切ろうという気合を、そしてこの刺激的な環境から多くを吸収してより強くなろうという気概をひしひしと感じるのだ。