V6 三宅健のラジオに井ノ原快彦が登場 “今”とどう付き合っていくかを一緒に模索する時間に

 「でもいいことだよ、毎日、普段できないことをできるからね」と三宅も井ノ原も、今の環境を“これまで通りできない“ではなく“これまでできなかったことができる“と思考をシフトさせている。自分が心地よいと思える、新しいルーティーンを作ってみるということ。例えば、1日1つの引き出しを片付けるという些細な取り組みも、続ければ「年末の大掃除いらなくなるよ!」と三宅。

 お互いに「料理を始めたい」「友だちと電話でボードゲームやりたい」とアイデアを出し、「いいじゃん」「グッドアイデアだよ」と弾む2人の会話を聞いていると、自分もなにか小さなことでいいから始めてみようという前向きな気持ちになってくる。「何にも焦ることないじゃんね」という井ノ原の優しい言葉に、心がフッと軽くなる。どんなに慌てても、結局は今できることを一つずつ積み上げていくしかないのだから。

 今回の電話ゲスト出演を受けて、今度は井ノ原が坂本昌行、長野博と手がけるラジオ『V6 Next Generation』(JFN PARK)にも「出たらいいじゃん」と打診する。だが、自分で言っておきながら「あ、ちょっと待って、ごめんごめん、2人にも聞いてみないとあれだから。シャイだからさ」「(長野は)あの人まだ黒電話でしょ?」と悪ノリ。

 そして散々楽しんだ挙げ句に、「健といっつも電話で話すときみたいな感覚でしゃべっちゃってるけど大丈夫?」と我に返る井ノ原に、「俺もそんな感じだけど大丈夫かな」と三宅も。こんな会話も、今だから聞けたこと。今を我慢するのではなく、今とどう付き合っていくか。そのヒントを信頼のおける友だちと一緒に模索するような時間だった。

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