欅坂46 小池美波&土生瑞穂は、ファンにとって心のオアシス的存在に? 平和な空気感漂う“はぶみい”コンビ

 2月下旬に二期生がペア配信したのを皮切りに、SHOWROOMの配信頻度が増えてきている欅坂46。新型コロナウイルスの影響でドキュメンタリー映画の公開が延期されたが、そんななかでメンバーたちが連休を盛り上げた。3月19日には菅井友香と守屋茜の“キャプテン×副キャプテン”のコンビが配信し、サプライズで山﨑天も登場。21日には武元唯衣がソロで配信し、さらに小池美波と土生瑞穂の2人も同日配信。22日には小林由依と森田ひかるの“森林”のコンビが行った。そこで今回取り上げるのはペア配信も好評だった小池と土生の2人だ。

欅坂46『ガラスを割れ!』(Type-C)

 結成時からグループを支える一期生のこの2人。小池は3rdシングル曲「二人セゾン」でフロントに抜擢され、その明るく可憐なイメージで多くの観客を魅了してきた。土生は5thシングル曲「風に吹かれても」でフロントに抜擢されると、171cmという長身を活かして楽曲にスタイリッシュな魅力をもたらす。なかなか日の目を浴びることのなかった土生だが、冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)で取り組んだモッツァレラチーズゲームを機に自信が付いたあたりからで徐々に自分を出し始める(参照)。6thシングル曲「ガラスを割れ!」では両者が同時にフロントに立ち、以降はパフォーマンス面でもグループを牽引。デビュー時から着実に成長している2人と言えるだろう。

 そんな2人にはラジオ番組のレギュラーを持っているという共通点がある。親の影響で古い曲に興味のあった小池は、『ザ・ヒットスタジオ』(MBSラジオ)の火曜日アシスタントパーソナリティを務め、吉田照美とともに昭和歌謡に毎週触れている。女性ファッション誌『JJ』の専属モデルとして活躍する土生は『ちょこっとやってまーす!』(MBSラジオ)のレギュラーパーソナリティーとして出演し、モデルやタレントなどと共演中だ。どちらの仕事も2人の特性に合致したもので、自身の興味関心が仕事にしっかりと繋がっている。

 “あまり喋らない”というクールなイメージの欅坂46だが、2人ともその中では喋るタイプで、特に小池は一期生のなかで数少ない関西出身。そのため番組でも司会のハライチ・澤部佑と関西弁でバトルを繰り広げることもあった。関西出身のメンバーが二期生に多く、最近は番組でもモノマネなど一芸を披露して盛り上がる場面が増えてきた印象の現在、今こそ“小池の時代”の到来かもしれない。今後は関西出身の先輩メンバーとして番組のキーパーソンになることもあるだろう。

 一方で土生は、そのぶっ飛んだキャラクターで番組でも鉄板となっている“ハーブさん”をはじめ、何が飛び出すかわからない“土生ワールド”を持っている。番組でも数々の珍言を残し、司会陣から恐れられているほどだ。モッツァレラチーズゲーム以降の彼女は何を話してもひと笑い起こしてくれる、番組に欠かせない存在になっている。

 このようにこの2人は、波乱万丈のグループ活動の中でも自分の仕事を持っているためか、あるいはその性格のためか、のびのびと活動できている印象だ。グループがジェットコースターのように世間を騒がせているなか、2人は言うなれば、脇でゆったりコーヒーカップに乗っているような平和な落ち着きがある。

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