SixTONES、持ち前のトーク力でラジオでも活躍するか 『ANN』レギュラーパーソナリティ起用を機に考える
深夜ラジオといえば……
『オールナイトニッポン』は昔から出るのも聴くのも憧れだったと松村。深夜帯ならではの下ネタを楽しみにコッソリ聞いていたという。一方森本は「僕たちもしよう思えばできる」と切り出し、しばし“お下”トークにチャレンジしたいと夢を膨らませていた。いちリスナーとしては、『らじらー!』内のコーナー「おやすみのチュウ対決」のような、甘いセリフで妄想を掻き立てるコーナーはぜひ取り入れて欲しいと願うばかりだ。
ラジオは、視覚情報がないだけにメンバーの声がダイレクトに伝わってくるところが魅力。彼らがどれだけ矢継ぎ早に喋ろうが、耳障りではないところにアイドルらしさを感じる。
ボケが多すぎる“ボケとツッコミ”がSixTONES流。小さな悩みなんて吹き飛んでしまいそうな破壊力があるジェシーの笑い声をはじめとしたいつも飾らずにいてくれるSixTONESのラジオは、まるで同級生と戯れているような感覚になれるし、見た目を裏切る親しみやすさがある。
今後はこれまでのファンに限らず、たまたま聴いた運転中のドライバー、ラジオを愛するリスナーなど、年齢性別を問わず幅広い層にも彼らのトークが届く。ジェシーが「コーヒーが俺たち」と眠気を吹き飛ばすくらいの存在になると言っていたように、放送コードには注意していただきつつ、ギリギリを攻めるトークで楽しませて欲しい。