7ORDERが明かす、それぞれのルーツからグループ立ち上げまで 共通点はエンターテインメントへの“愛”

7ORDERのルーツから立ち上げまで

 安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人によって、“HAPPYをみんなで作り上げていく”をモットーにスタートした7ORDER。3月6日には初のオリジナル楽曲「Sabãoflower」をリリースした彼らへのインタビューを、前後編でお届けする。前編では、ダンスや歌に興味を持ったきっかけから、“HAPPY”を感じる瞬間、そして楽曲についてまでをじっくり話してもらった。(編集部)【記事最後にオリジナル動画あり】

メンバー同士も知らない意外な過去

ーー「リアルサウンド」に初登場ということで、まずは皆さんがエンターテインメントの世界に足を踏み入れたきっかけを教えていただけますか?

森田美勇人

森田美勇人(以下、森田):僕は10歳のときですね。もともと野球がやりたくて、将来の夢にプロ野球選手を目指すみたいなことも書いてたんですけど。違うクラブに行くとなって退部して、別のチームに行こうと思っていたときに、親から「チーム決まったから一応行ってみない?」と言われて……。

萩谷慧悟(以下、萩谷):騙された、ってこと(笑)?

森田:それで会場に着いたら「お小遣いあげるから1回オーディション行ってみなさい」と説得されました。当時の僕からしたら、お小遣いもらえたら遊戯王カード何パック買えるんだ、って感じなので(笑)。なので始めたきっかけは自分からではないんです。

諸星翔希(以下、諸星):僕も起きたらベッドの横で妹とおかあちゃんが土下座してた。お小遣いあげるから「オーディションに行ってきてくれ」って。

長妻怜央(以下、長妻):僕も。

阿部顕嵐(以下、阿部):僕もきっかけは親なんですけど、「絶対に行かん」って言ったら、Galaxy(スマートフォン)買ってあげるからって。その時中1でガラケーだったから「じゃあ行く」って言いました(笑)。

真田佑馬(以下、真田):僕も『鉄拳』(ゲーム)買ってあげるからって。

ーー皆さん、ご家族の後押しがあってという感じなんですね。萩谷さんと安井さんは?

萩谷慧悟

萩谷:僕はずっとあるアーティストに憧れていて。体操クラブに通ってバク転できるようにしたり、ダンスも習ったり、写真館に行って(履歴書用の)写真をいっぱい撮って、やれることを全部準備してオーディションに行きました。

諸星:本当にすごかった。最初からバク転できたもんね。

安井謙太郎

安井謙太郎(以下、安井):僕はこの世界に足を踏み入れたのが高校生の時だったんですよ。そこから色んな出会いがあって。それまでは普通に中学校3年間、めちゃめちゃバスケやって、学生生活を楽しんでいたので、皆とはちょっと違うのかも。

――なるほど。そこから、皆さんが歌やダンスに惹かれたきっかけは何だったのでしょう。

萩谷:僕は親戚から誕生日プレゼントに貰ったアーティストのDVDを見て、その人たちになりたいって。幼稚園のすべり台の上で積み木を持って熱唱してたんですよ。

安井:僕も小さい頃、『おかあさんといっしょ』の“うたのおにいさん”のコーナーがめちゃくちゃ好きだったみたい。そのコーナーで、扇子や傘を使って踊るのをビデオの順番通りに、傘とか扇子を用意して全部真似してたらしくて。だから、この仕事を始めたときに、親から「興味なくなったのかな、と思ってたけど、小さい頃の記憶が残ってるんだね」って言われたの。自分ではよく覚えてないんだけど。あと、おばあちゃんと長唄のコンサートに行ったときに、勝手にステージに上がって歌いだしたりとかしてたらしい。

長妻怜央

長妻:僕は最初興味がなかったんだけど、中学校のときに仕事にあまり呼ばれなくなって。そうやってなくなったときに「あ、好きなのかもしれない」って気付きました。で、次に呼んでもらった時に「頑張らなきゃな」って。そこでマインドが変わりましたね。

諸星翔希

諸星:僕は芸能界自体には全然興味なかったですね。歌やダンスは好きでしたけど。ずっと家でMISIAが流れていて、「ああ、いいな」ってずっと思ってました。実はもともと母が歌手を目指して、オーディションとか受けてたんだって。

一同:えー!

森田:僕は母親が音楽が好きで、ダンスを始めたのは小6ぐらい。マイケル・ジャクソンにはまって、1人で見よう見まねで振りとか覚え始めて好きになりました。でも姉がダンスをやっていたので、その影響はあります。

阿部顕嵐

阿部:うちのおじいちゃんも昔舞台に出てたって。そう考えると、僕もスポーツっ子だったけど、舞台や歌、音楽が好きだから、元をたどると何か繋がってるのかな、と思います。僕は海外アーティストが好きだけど、きっかけはよく分かってない。トラヴィス・スコットとか、ある恩師からマイケル・ジャクソンを教えてもらって。その影響はすごくあります。

真田佑馬

真田:僕はモテたいからかな(笑)。……あ、何でダンス始めたか思い出した。『めちゃイケ』(めちゃ×2イケてるッ!/フジテレビ系)の岡村隆史(ナインティナイン)さん。ブレイクダンスが主流だった頃に、岡村さんがゴリ(ガレッジセール)さんとかとダンスバトルをしていて、「俺に芸能界で勝てるやつ来い」って。それを見て僕、「やってやるよ」ってテレビに言って、それからブレイクダンス教室に通ったんです。それでスワイプスとか覚えてました。歌はもともと好きだった気がしますが、ダンスをやろうと思ったきっかけはそれですね。

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