SixTONES ジェシー、Travis Japan 七五三掛龍也、なにわ男子 大橋和也……ジャニーズにも“面白さ”が求められる時代に

 なにわ男子のリーダー、大橋和也も天然キャラとしてファンの間では親しまれている。なにわ男子は現在、関西地方で放送されている情報番組『キャスト』(ABCテレビ)内で冠コーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」やAぇgroup!との冠番組『なにわからAぇ!風吹かせます~なにわイケメン学園×Aぇ!男塾~』(関西テレビ)などバラエティでの活躍が多いが、どの番組でも天然ぶりを発揮し、いじられ役としてのポジションが定着している。また、単独では『まんぷくダービー』(TBS系)で大食いに挑戦した他に、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)内のコーナー「3色ショッピング」に出演した。その際に披露した“側宙”のイントネーションが“ピカチュウ”と同じだ、と早速いじられる場面も。大橋のわんぱくさが印象に残る出演となった。

 視聴者が彼らのような天真爛漫なキャラクターに惹かれる理由は、言動が可愛らしい、面白いといった要素ももちろんあるだろう。同時に、そのようなキャラクターが“アイドル”として今求められている姿に近いようにも感じる。バラエティでの茶目っ気のある姿と、コンサートなどでのクールな姿、そのギャップについ惹かれてしまうのだ。若手ジャニーズのパフォーマンス力は全体的に底上げされているが、加えて面白い発言ができるかという頭の回転の早さや切り返しの上手さ、そしてそれぞれのキャラクターで注目度がさらに上がるのだろう。お茶の間を広く惹きつける魅力をどのように発揮するのかはそのメンバー次第。限られたチャンスの中で持ち前の個性を発揮し、ブレイクのきっかけを掴むのは彼らかもしれない。

■momotoxic
ブロガー。自称”楽曲派”。Twitter:@momotoxic1006

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