ZICO「Any song」は2020年を代表する1曲となるか? 日本でのSpotifyバイラルチャート急上昇を受けて

ZICO「Any song」は2020年を代表する1曲となるか? 日本でのSpotifyバイラルチャート急上昇を受けて

参考:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(2月13日公開:2月6日~2月12日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:ECHOLL「もう二度と」
2位:Official髭男dism「I LOVE…」
3位:KERENMI「ROOFTOPS feat. 藤原聡」
4位:ZICO「Any song」
5位:Amelia Khor「愛にできることはまだあるかい」
6位:YOASOBI「夜に駆ける」
7位:落合渉「君が隣にいることいつか当たり前になってさ」
8位:LiSA「紅蓮華」
9位:BTS「Black Swan」
10位:King Gnu「白日」

 ECHOLL「もう二度と」やOfficial髭男dism「I LOVE…」といった映画・ドラマの劇中歌や主題歌の勢いも見逃せないが、今回は4位にランクインしたZICO「Any song」について書いていきたい。

[MV] ZICO(지코) _ Any song(아무노래)

 ZICOは人気K-POPグループ・Block Bのリーダー兼プロデューサーであり、元々韓国のアンダーグラウンドシーンでラッパーとして活動していたこともあるなど、ソロとしてもキャリアを重ねてきた。2019年には個人事務所を設立し、グループ以外での活動も広げてきている中で大きな起爆剤となったのが、1月13日にリリースした「Any song」だ。

 自身で手がけた楽曲は、ダンスホール的なビートに乗った軽快なラップが特徴的だが、ジャジーでアンニュイなコードの使い方や、どこか気だるい歌詞と歌で絶妙に“今っぽく”アップデートされた曲でもある。ここ最近のK-POPシーンで主流になっている音よりも重心は若干上がっているように感じるが、それはこの曲がヒットした原因が、音楽ストリーミング派生ではなく、TikTokによるネットミームを介したものだからともいえる。

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