嵐、『ONE PIECE』コラボは5人がもっと愛おしくなる 「A-RA-SHI : Reborn」MVの見どころは?

嵐と『ONE PIECE』コラボレーションの背景は?

 2019年11月3日にデビュー20周年を迎えた嵐。同じく、漫画家・尾田栄一郎の大ヒットアニメ『ONE PIECE』も同じ年月を過ごしてきたことからコラボレーションが実現したという。

 一足早く、12月22日に公開されたティザー映像は、1月4日現在で再生数120万回を突破。誰もが知る国民的アイドルと人気作品のコラボレーションの注目度の高さが伺えた。

 「A-RA-SHI : Reborn」は嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」をベースにアレンジを加え、ラップパート、歌詞もリニューアル。その名の通り“Reborn”させた楽曲だ。聞きなれた「A-RA-SHI」がベースになっているものの、新鮮さとともに20年の時を経て熟成された味わい深いものがある。改めてデビュー曲が持つ、つぼみが開花するようなパワーを感じた。

 英語の歌詞で進行していくものの、アニメーションでは桜吹雪が舞い、東京タワー、新国立競技場といった東京のランドマークが登場。日本を感じる仕様になっているところも、国民的アイドル、そしてオリンピックイヤーに相応しい演出と言える。また、嵐のメンバーの表情が細かく描かれていてどのシーンも見逃せないし、ティザー映像で見ていたシーンと本編のストーリーがつながっていくのも楽しい。

 まっすぐに前を見つめ、様々なことを乗り越えてきた5人。大きな帆を掲げ、ぐんぐん前へと突き進む彼らとストーリーが重なり、嵐がもっと愛おしくなる。

 再生と一時停止、巻き戻しを異常なまでに繰り返してしまうほど、まるで宝さがしのように何度も見たくなる映像だ。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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