中居正広のKis-My-Ft2に対する愛情表現はいつも裏腹? 昨年の『ミュージックソン』サプライズを振り返る

 中居正広がパーソナリティを務めるラジオ『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)12月14日放送回では、12月24日12時から24時間生放送する『第45回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)について言及する一幕があった。

 今年『ミュージックソン』のメインパーソナリティを務めるのは、中居が可愛がっているKis-My-Ft2だ。2018年に続いて2年連続の起用に「うっわ、24時間……2回もやんの?」と言いながら、中居自身も1996年、1997年と2年連続でパーソナリティを担当している。自ら切り拓いた道をなぞるように歩む後輩たちを、中居ならではの言動で激励。さらに「去年やってなかった?」と言いつつ、前回はしっかりとスタジオに駆けつけているところも、彼らしくて微笑ましい。

 中居の愛情表現は、好きな子への想いを照れ隠しする男子のようだ。昨年の放送でも、シンプルなゲスト出演ではなく、ドッキリに近いサプライズ登場だった。中居がラジオネーム・コバさん(神奈川県、40代、男性、独身)というリスナーを装って「好きな女の子に歌のプレゼントをしたいのですが、どんな曲にしたらいいですか? うまく歌うにはどうしたらいいですか? まじキスマイですか? ウィ? ウィ?」と相談電話をかけてきたのだ。
かなりクセの強い口調に、何も聞かされていなかったメンバーも他のリスナーも騒然。さらに「平成の代表的な曲、みなさんにとって何かな? と思いまして、ウィ?」と掘り下げるも、メンバーの口からはなかなかコバさんこと中居の納得する答えが出ず、話が途中のまま電話を切られたKis-My-Ft2メンバーは「ちょっと待って!」と大混乱。

 スタジオに乱入してきた中居を見るや、動揺していたメンバーは安堵するやら、嬉しいやらで、困惑しっぱなしだった。ちなみに、コバさんこと中居が求めていた“平成の代表的な曲“とは「SMAPで『雪が降ってきた』」。自らの曲紹介で、答え合わせをしてみせる粋な計らいにリスナーも大喜びだった。

 そう、中居がラジオで流す楽曲には、いつもファンへの目配せが含まれているように感じる。この日の放送でも『ミュージックソン』の話題を出す前から、1曲目にKis-My-Ft2の曲を流すようにスタッフに指示を出した中居。彼らの最新シングル『Edge of Days』がすぐに出てくるスタッフに、「よく知ってるね」とポツリ。中居ファン=中居面な人たちにも、Kis-My-Ft2の新曲を知ってもらいたい、という想いもあったのではないか。

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