乃木坂46×欅坂46×日向坂46『紅白歌合戦』で発揮される3坂道の個性 各グループの歌唱楽曲予想も

 ここで気になるのが、それぞれのグループが披露する楽曲。乃木坂46は、これまで「君の名は希望」(2015年)、「サヨナラの意味」(2016年)、「インフルエンサー」(2017年)、「帰り道は遠回りしたくなる」(2018年)と披露してきており、今年は齋藤飛鳥がセンターを務めた23枚目シングル「Sing Out!」がほぼ確定と見て間違いないだろう。

 齋藤は「歌詞とか世界観も含めて、力強くて明るい、でも聴いていると楽しくなってくるような曲」と話しており、アジア進出が目覚しい現在の乃木坂46を表すのに相応しい楽曲である(乃木坂46 齋藤飛鳥、新曲「Sing Out!」視聴会で明かした制作秘話「今までなかった楽曲の雰囲気」)。先日、『第61回 日本レコード大賞』(TBS系)のノミネートが発表され、乃木坂46は「Sing Out!」で優秀作品賞を獲得。2017年の「インフルエンサー」、2018年の「シンクロニシティ」に続く、3連覇という偉業を成し遂げての紅白出場も考えられる。また、毎年紅白はアンダーメンバーを含めた全員でのパフォーマンスが恒例となっており、今年もそれが実現すれば4期生にとっては初めての紅白のステージとなる。

 欅坂46はこれまで、「サイレントマジョリティー」(2016年)、「不協和音」(2017年)、「ガラスを割れ!」(2018年)を披露してきた。欅坂46が今年リリースしたシングルは『黒い羊』1枚のみ。『レコード大賞』のノミネートが「黒い羊」であることから、紅白も「黒い羊」を披露というのが妥当ではあるものの、この楽曲は今夏のツアーで披露されなかった楽曲。先日、年末音楽特番の先陣を切った『ベストヒット歌謡祭』(日本テレビ系)では5thシングル『風に吹かれても』のカップリング曲「避雷針」がテレビ初披露されており、安直に「黒い羊」が紅白でも披露されるとは限らないだろう。

 日向坂46は、デビュー曲「キュン」あるいは「ドレミソラシド」を披露することが予想できる。「キュン」は『ベストヒット歌謡祭』でも披露しており、「ドレミソラシド」は『レコード大賞』のノミネート曲。そのフレッシュさで、紅組のトップバッターを飾る可能性もある。昨年、紅白の曲目が発表されたのは、公開リハーサルがスタートする直前の12月27日。ほかにも、紅白はグループの垣根を越えた夢のコラボレーションが多くあり、坂道3グループの共演も大いに期待したいところだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter



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