Kis-My-Ft2は“光”と“陰”が共存するグループ? 「Edge of Days」Mステ披露を機に考察

 Kis-My-Ft2が、今夜11月8日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、11月13日にリリースされる最新シングルより「Edge of Days」を披露する。

Kis-My-Ft2 / Edge of Days MUSIC VIDEO (初回盤A収録映像紹介)

 「Edge of Days」はメンバーの北山宏光が主演するドラマ『ミリオンジョー』の主題歌として、すでにファンに親しまれている楽曲。以前、玉森裕太が主演したドラマ『重要参考人探偵』の主題歌として書き下ろされた「赤い果実」を手がけたHIKARIが、本作の作詞作曲を担当していると聞けば、この独特な雰囲気も納得だ。

 発売を前に公開されたMVも、“光”と“陰”をテーマに制作され、クライムサスペンス映画のような雰囲気に。オープニングからハードなサウンドが畳み掛けるように鳴り響き、緊迫感を演出する。言葉以上の想いを感じさせる強い眼差し、やりきれない感情と憂いを浮かべる表情、そして切なさがにじむ歌声……改めて、Kis-My-Ft2×ダークソングの相性の良さを感じることができる1曲だ。

 それは、Kis-My-Ft2そのものが“光”と“陰”の共存する稀有なグループだからかもしれない。Kis-My-Ft2といえば、過酷なバラエティにも果敢に挑戦していくスタイルで、お茶の間の人気を獲得していった。ネット上を中心に囁かれていた辛口コメントをも追い風にしようとするガッツを見せ、アイドルとしてギリギリを攻める恋愛シチュエーションも惜しむことなく披露し、どんな酷評にも笑顔で耐え、打たれ強く、何度だって立ち上がる。そんな独特なスタンスが定着し、Kis-My-Ft2はジャニーズアイドルとして新境地を切り拓いたとも言える。

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