嵐、5度目の『24時間テレビ』がスタート メンバー参加企画&パフォーマンスの見どころは?

 嵐が6年ぶり史上最多5回目のメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が本日8月24日、午後6時からスタートする。今年は「人と人~ともに新たな時代へ~」をテーマに、武道館から国技館へと会場を移して開催。デビュー20周年というタイミングでのメインパーソナリティーということもあり、嵐メンバーそれぞれが参加する企画にも注目が集まっている。

 嵐と『24時間テレビ』といえば、初めてメインパーソナリティーを務めた2004年に相葉雅紀がメンバーに宛てて書いた手紙を読みあげる場面が印象的だ。先日も櫻井翔が出演した『1周回って知らない話』(日本テレビ系)の中で同シーンが紹介された際に、櫻井は「(相葉の手紙は)あの後の嵐にとって大きな手紙だった」と振り返った。

 このほか過去5回の番組中にも様々な感動シーンが生まれている。ダンス企画では2004年はろう学校の生徒たちと、2008年は世界で活躍する障がい者ダンサーたちと一丸となって素晴らしいステージを創り上げた。また、2012年には松本潤が指揮者となり宮城県石巻市の吹奏楽部の学生たちと一緒に行った演奏も記憶に新しい。

嵐参加の企画が盛りだくさん

 本稿では放送を控え、発表されたタイムテーブルから注目の企画内容をチェックしておきたい。まず24日の午後6時30分からオープニングがスタート。メンバーが取り組む企画は松本の「天まで響け!復興の和太鼓」から。東日本大震災で母、祖父母、当時5歳だった弟を亡くした男性が、家族や復興のために立ち上げた「青い鯉のぼりプロジェクト」。復興の祈りを込めた和太鼓、鯉のぼり、花火が融合するステージを生放送で送る。嵐のライブの演出を手掛ける松本ならではのエンターテインメント性のあるステージに期待が寄せられる。

 続いて大野智が生後間もなく右足を失った澁澤くるみちゃん、双子の姉、都立狛江高校ダンス部のメンバーと共に100人ダンスに挑戦。午後9時ごろからは相葉雅紀主演のドラマスペシャル『絆のペダル』がスタート。実在する元プロロードレーサーの宮澤崇史の感動の物語をドラマ化したものだ。相葉はロードバイクを使った練習などを重ね、役作りに励んだ。また相葉演じる主人公・宮澤崇史の中・高校生時代は後輩の高橋恭平(なにわ男子)が演じる。相葉はドラマ中に、アスリートとパフォーマンスに挑戦することも決定しており、こちらにも注目したい。

 午後11時ごろからの「嵐にしやがれ 24時間テレビ生スペシャル」では人気コーナー「THIS IS MJ」でガチンコバトルに挑戦。生放送ならではのハプニングやメンバーの素のリアクションなどにも期待したい。深夜1時45分頃からは二宮和也がMCを担当する「お節介バラエティー『あの人に会いたくない!』」。頭の回転が速く、機転の利く二宮の冴えたツッコミも楽しみだ。2時40分ころからは大野、松本が「深夜の生しゃべくり007」に出演する。深夜ならではのくだけたトークに期待大だ。

 翌25日もメンバー参加の企画は続々と。二宮は「両手でバットを振りたい 義手の野球少年 夏の挑戦」で14歳の野球少年をサポート。左腕が義手の少年がバットを持ってヒットを打つことを目標に挑戦する。自らも野球少年であった二宮がどのようなアドバイスでサポートしていくのか興味深いところだ。午後からは「嵐×高校生ブラスバンド甲子園」として高校生のブラスバンド部3校が応援歌メドレーを演奏。嵐も歌で参加し生パフォーマンスを披露する。その他メンバー出演のコーナーはまだまだ続く。松本は「バリアフリーMAP」でバリアフリーの現状を取材。車椅子で利用できるスポットを紹介するアプリを紹介し、自らも車椅子に乗り実態を体験する。大野は「嵐にしやがれ」内の人気コーナー「進め大野丸!」で海へ出航し、釣って潜って学ぶ海洋問題に取り組む。櫻井は「半身麻痺となった少女のひと夏の挑戦」で右半身が麻痺した10歳の少女の、左手でピアノを演奏し、母親を喜ばせたいという夢をサポートする。その他「ダーツの旅的全国1億人インタビュー」(随時放送)では大野が青森、二宮は滋賀に赴く。メンバー5人でフライングディスクリレーの世界記録にも挑戦する。

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