PENTAGON、Weki Meki、VAV、CSVC……残暑にぴったりなK-POPレイトサマーソング6選

Crucial Star「Hammock(Feat. BIBI)」

Crucial Star (크루셜스타) - 해먹 (Hammock) (Feat. BIBI) (Official Audio)

 ラッパーとして、シンガーソングライターとして、また時にはプロデューサーとして活動するアーティスト・Crucial Star。彼の作る曲は恋愛をテーマにしたものも多く、またどれもメロディアスなため、K-HIPHOP初心者にこそお勧めしたいラッパーの一人だ。

 そんな彼の新曲「Hammock」は、ラテンパーカッションやカッティングギターの音が印象的な、エキゾチックな一曲。フューチャリングにはオーディション番組『THE FAN』で名を挙げた女性シンガー・BiBiが参加し、愛らしくもどこかセクシーな歌声で楽曲の魅力を倍増させている。

 実は「ハンモック(해먹)」と「炊事する(해먹다)」をかけ合わせたタイトルを持つこの曲。少し涼しくなった河原でバーベキューをしながら、あるいは砂浜でまったりと海を見ながら、この曲を聞いてチルな一時を過ごしてみるのもいいかもしれない。

Anonymous Artists「Drive me ( Art. D2ear ( 디이어 ))」

Drive me ( Art. D2ear ( 디이어 )) [ Official Lyrics Video ]

 ビッグデータに基づいて有望な新人アーティストを発掘し、共有のアーティスト名を活用しながらリスナーに音楽を届けるという、全く新しい試みを行っているプロジェクト・Anonymous Artists。このプロジェクトから8月12日に発表されたのが、女性シンガー・D2earの楽曲「Drive me」である。晩夏の風を感じながら、夜の街をどこまでもドライブしたくなるような、開放的でアーバンな楽曲だ。

 SNSのフォロワーはまだ1000人足らずだが、飛び抜けた歌唱力でシーンに存在感を示し始めている彼女。甘くもどこか涼しげなその歌声は、シティポップ的アプローチのトラックとの相性も抜群である。PRIMARYを筆頭としたK-R&B、あるいはHeizeや赤頬思春期(Bolbbalgan4)などの女性シンガーを好むリスナーには、ぜひ一聴していただきたい。

■飯塚みちか
1991年生まれ、早稲田大学文化構想学部卒。
会社員としてSNSマーケティング・プランニング業務に携わりながら、WEBメディアや少女漫画誌を中心にライターとしても活動中。
韓国への長期留学経験があり、とりわけ韓国のユースカルチャー・K-POPファンダムに精通している。
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