WINNER、デビュー5周年で感じるファンとの関係性の変化「一緒に作り上げているような気持ち」
YOON、HOONY、JINU、MINOからなるボーイズグループ・WINNERが、最新ミニアルバム『WE』の発売に先駆けて合同記者会見を開催。デビュー5周年を迎えた今年、WINNERは6回目の日本ツアーで初のアリーナツアー『WINNER JAPAN TOUR 2019』を開催しており、中盤戦にあたる7月28日の幕張メッセ公演では約1万人を動員した。
WINNERにとって幕張メッセでのライブは2016年の『KCON』以来で、ワンマン公演は初めてのこと。同公演のアンコールで「GO UP」を歌唱した際には、MINOがステージ上で涙を流す一幕もあったという。当時の心境を振り返ったMINOは「このような大きなステージで、ファンのみんなが喜んで歌ってくれている姿を見て涙を流してしまった」と照れながら説明。YOONは「2016年に幕張メッセに立った時、いつかワンマンでも立ちたいと宣言していました。なので、ライブが始まった瞬間から感動していたし、最後までずっと興奮が冷めなかった。それでMINOくんも涙をながしたのかな」と念願のステージに対する喜びを示した。
今回のツアーでは、全編に渡って生バンドが参加。HOONYは「バンドと一緒にパフォーマンスをすると、僕たちも予想できない状況や面白い曲がたくさん生まれます」と手応えを語る。さらに、ユニットやソロコーナーは行わず、常に4人でパフォーマンスを披露するという初の試みが行われている。YOONは「これまではソロやユニットのステージも挟んでいたが、このツアーでは4人で全曲を歌いたいという気持ちが強かった。これまでのどのツアーよりも音楽に集中できているし、一番テンションの高いWINNERを見せられていると思います。これからの公演も注目してください」と自信のほどを見せた。しかし、一方でMINOは「今回のツアーは普段よりパフォーマンスが多いから、本当に死ぬかと思いました(笑)。でも、心が成長しました」と本音をこぼした。
8月7日に発売される最新ミニアルバム『WE』。「We or never」という副題には“僕たちじゃなければ絶対にやり遂げられない。僕たちじゃなければ、意味がない”というメッセージが込められているという。収録曲「AH YEAH」はLINE MUSIC“ソングTOP100”ウィークリーチャート(7月3日~9日付)にて初の1位を獲得した。YOONは注目ポイントとして「『WE』は、これまでになかった僕らの姿を見せていくことに集中した作品です。5曲すべてが違う色で、様々なジャンル、これまでにないスタイルの楽曲が入っている」と解説し、HOONYは「これまでの楽曲よりも日本語が難しくなった」とレコーディング時の大変さを明かした。