Hey! Say! JUMP 山田&伊野尾、八乙女&薮、知念&有岡、中島&高木…高まるユニット曲への期待
山田+伊野尾の組み合わせは、ストイックな山田に対して、テキトー王子の異名を持つ伊野尾と、正反対な性格が大きな特徴。責任感の強い山田が、伊野尾のフワフワ発言に翻弄される姿は、さながらワガママ彼女に振り回されるマジメな彼氏のよう。一方で、伊野尾の肩肘張らないスタンスが、山田の心を緩める場面も。雑誌の撮影などでは、無邪気に伊野尾の背中におぶさる姿が披露されたこともあるほど。きっとユニット曲でも、伊野尾のリードによって山田のやさしい笑顔が引き出されるのではないだろうか。
八乙女+薮は、ジャニーズJr.時代から苦楽を共にしてきた最強コンビ。Hey! Say! JUMPが結成された当初から、代表して叱られたり、コンサートのMCなど難しい場面を任されてきた。メンバーにとって父と母のような役目を担ってきたふたりだ。厳しく叱咤激励する八乙女と、ふにゃっとした笑顔で中和してきた薮。長年連れ添った夫婦にも近い絆を持つふたりが、今このタイミングで「Go Fighter」というチャレンジングなタイトルの楽曲を担当しているのが興味深い。長年のキャリアを踏まえた上での挑戦作となるのか、期待が高まる。
なんと、初回限定盤2のDVDには、それぞれのユニットがセルフプロデュースした模様も収められているというから必見だ。きっと、この試みでお互いの良さを再確認し、グループの絆がより一層深まったに違いない。さらに、2019年から2020年へとまたぐ、大阪・名古屋・東京・福岡での4大ドームツアー決定も発表され、ますます勢いづくHey! Say! JUMP。暑い日々が続くが、彼らの活躍を励みに夏を楽しもうではないか。
(文=佐藤結衣)
※※高木雄也の「高」ははしご高が正式表記