V6 三宅健、“奇跡の40歳”を更新 滝沢秀明と過ごした日々の中で生まれた変化も明かす

 実は、これまでジャニーズの後輩たちとは一定の距離を取っていたという三宅。だが、滝沢秀明が座長を務めた『滝沢歌舞伎』に3年間参加したことをきっかけに、ジャニーズJr.との接点が増えたこと。さらに、ジャニー喜多川社長が倒れてから3週間。先輩や後輩が入れ代わり立ち代わり、仕事の合間をぬって駆けつけていたことから、普段なかなか会えない後輩たちとも話すことになったそうだ。

 「なんかそれがある意味、ジャニーさんが作った最高の演出っていうか……」冒頭に話した「完徹」発言も「7月1日明けて2日じゃないですか、僕の誕生日。24時明けてから滝沢と2人きりになって、朝まで過ごしたんですけど。そんな日が何日もあって……」とジャニー喜多川社長の病室で明かした夜のことだったようだ。

 40歳の誕生日を、後輩と、友人と、そしてWebを通じてファンとつながり、その足で病院に向かって滝沢とジャニー喜多川社長と一夜を過ごした三宅。これまでの思い出と、先輩から後輩へと脈々と受け継がれていくジャニーズイズム、そしてアイドルとしての自分のこれから……を、じっくりと見つめることができたのだろう。

 『にこにこ健゜』には「僕は、僕として、そしてV6として、ジャニーさんが僕たちにしてくれたように、ジャニーさんが無償の愛で包んでくれたように、ジャニーさんがくれたたくさんの愛を未来を担う後輩くん達やファンの皆さんに届けていきたいと思います」と綴られていた。大切な想いと、その裏にある面白話と。『にこにこ健゜』と『三宅健のラヂオ』をセットにして、これからも奇跡のアイドル・三宅健を見つめていきたい。

(文=佐藤結衣)

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