嵐 櫻井翔、9回目の選挙特番出演へ これまでの活躍ぶりから起用され続ける理由を探る

年齢や立場を超えて、意見の橋渡しをする櫻井の凄み

 今回の特番では、全国の投開票結果を速報で伝えると共に、櫻井が同世代たちと居酒屋で本音を語らうという。現在、櫻井は37歳。“アラフォー”と呼ばれる世代だ。

 同世代となると、働き盛りもいれば雇用に悩む人、子育てや介護に追われる人もいるだろう。終身雇用が崩壊しつつあり、老後の資金不安と、何かと背負うものが多い世代。そんな同世代らと新橋の居酒屋で本音トークを繰り広げるという。

 2007年の選挙特番で「ネクストジェネレーション」として若者と対話をして以降、常に人々の話に耳を傾けてきた。若者の意見を汲み、さらに、同番組で小泉進次郎や、安倍晋三首相ら政治家とも対話をしてきたように、年齢、立場、肩書、そういうものを超えて意見の橋渡しをすることができるのが櫻井の凄み。礼儀正しく、相手に敬意を持つ姿勢は一貫して見受けられる。

 今回は選挙特番初挑戦となる有働由美子との連携により、より世間の声に耳を傾ける番組になるのではないかと思われる。投開票の結果と共に、櫻井&有働ペアを通して伝えられるメッセージや問題提起に関心を持つ人も多いことだろう。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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