GENERATIONS vs THE RAMPAGE、“バトル”の見どころは? MVから探る両者の武器
後攻のTHE RAMPAGEは、普段はヒップホップ色が強く、ストリート感溢れるパフォーマンスを信条にしているが、今回はメンバー全員できっちりと振りを合わせ、群舞の迫力をしっかり見せている。先日、本サイトで行った鼎談の中でも浦川翔平が、「戦隊モノに例えると、レンジャーたちみたいなGENERATIONSにショッカーみたいな僕らが対峙しているような感覚があって。自分たちはまだまだGENERATIONSには適わないなと感じる部分もありつつ、MVではしっかり16人の勢いを見せられたとも思います」と語ったような対比にも注目だ(参考:GENERATIONS 佐野玲於×THE RAMPAGE 浦川翔平×FANTASTICS 八木勇征『BATTLE OF TOKYO』鼎談)。
終盤では、別次元の”超TOKYO”に各グループが集結し、ダンスバトルを繰り広げる。そして、イントロ部分のGENERATIONSのリーダ・白濱亜嵐とTHE RAMPAGEのリーダー・LIKIYAの激しい睨み合いは両グループの違いを象徴的に表していて興味深い。
両グループの違いがダンスバトルを通して輝く本楽曲。本日の『THE MUSIC DAY』ではこの世界観がどのようにライブパフォーマンスに落としこまれ、披露されるのか楽しみだ。
(文=平沢花彩)